- 対面の組合レクができなくなり、交流機会が減ってしまった
- 業務などで忙しく、組合独自のオンラインイベントを企画することが難しかった
- コロナ禍でも組合員同士の交流ができ、学びを得てもらうことができた
- イベント企画を完全に任せることができ、会場や準備物手配の手間も削減できた
対面で実施してきた大型レクの中止と新たなオンラインレクへの取り組み
オンラインレクを導入する前は、どのような組合活動をされていたのでしょうか。
堀さん:
コロナ前は、屋形船やBBQをはじめ、スポーツレクとしてフットサル大会やボーリングなどを実施していました。
本社支部では50名ほど、多い支部では100名ほど集まって交流をしていました。
オンラインレクを検討し始めたのはいつ頃でしょうか。
堀さん:
緊急事態宣言が出る少し前くらいから、「そろそろオンラインに切り替えが必要だね」と話していました。
しかし業務などで忙しく組合独自のオンラインレクを企画するのが難しかったため、はじめから外部のサービスを試そうと思いインターネットで検索して探しました。
いざ探してみると、たくさん種類があって選ぶのが大変でしたね。
バヅクリのプログラムの中から、今回「グラレコ」と「プレゼン」を選んだ目的や背景を教えていただけますか。
小川さん:
私は30代~40代の組合員を対象としたレクを担当しましたが、オンラインレク全体の目的としては、「組合に興味を持ってもらうこと」「組合員の同年代同士でつながってもらうこと」でした。
そのため、バヅクリさんのプログラムの中から、組合員同士の交流に重きを置いたものを抜粋していきました。
また、コロナ禍で身体を動かす機会が少ないため、身体を動かしてストレス解消につながるプログラムも良いのではと考えました。
そして最終的に「グラレコ」「筋トレ」「ヨガ」の3つまで絞り込みをして、組合員にアンケートをとって選んでもらうことになったんです。
意外にも、組合員のアンケート回答では、交流よりも「学びを得られるもの」を実施してほしいという声が多くあがってきました。
運動でストレス解消よりも、何かしら持ち帰れる学び要素が欲しいという希望のもと、最終的にグラレコを選ぶことになりました。
大倉さん:
私の担当していた新入社員向けレクも30代~40代向けと同じように、交流ができることを重視してプログラムを選びました。
候補として「テレワークでの聞く力」「クイズ」「プレゼン」の3つに絞り、役員アンケートをとってプレゼンに決めました。
新入社員同士で仲を深める上で、自己紹介を通してプレゼン力も高められるという内容だったので、研修要素もあり良いと考えました。
イベントに参加した方々の反応はいかがでしたか?
小川さん:
楽しかった、勉強になったという前向きな感想をいただくことができました。
グラレコは業務に活かせると感じてもらえたようです。
大倉さん:
同期と顔を合わせられて良かった、講師の話も聞きやすかったという感想を聞きました。
また、プレゼンスキルの内容は基本的なものではあるものの、この機会に改めて見直すことができて良かったという声もありました。
当初の目的であった交流だけでなく、2つのイベントともに学びの要素も持ち帰っていただけたと思います。
オンラインならではの良さはありましたか?
小川さん:
組合行事となると、いつも屋形船の手配や現地までの誘導、会場準備や後片付けが大変でした。
今回のオンラインレクでは、事前準備や後片付けが軽減されたので、オンラインの良さを実感することができました。
今後ともぜひ「バヅクリ」をご活用していただきたいのですが、何か要望などはありますか?
小川さん:
プログラムを受けた方の満足度は高かったと思いますが、想像以上に参加者が少なくなってしまったのが今回の課題でした。
組合の活動は、どうしても平日の就業時間後になりがちです。今後は休日開催をしてみたり、事前の告知方法を工夫したりして改善していきたいと思っています。
また、プログラムの効果的な選び方についても引き続きバヅクリさんにもサポートしてもらいたいと考えています。
東京都渋谷区に本部を置く労働組合。