- オンラインイベントにおいて企画や準備、当日の運営と多くの工数を要していた
- 選考活動と内定者フォローの時期が重なり、一時的にマンパワーを必要としていた
- 内定者イベントの企画から当日の運営まで、ワンストップで任せられ工数が削減できた
- 学生が興味を持ちそうなプログラムが多く、交流のきっかけを作ることができた
2名の採用担当で、採用業務と内定者フォローを両立させる難しさ
「バヅクリ」の導入に至るまで、どのような課題を感じていたのでしょうか?
2年程前から、内定者フォローを対面からオンラインに移行してきました。
以前の内定者懇親会は、長野市内のホテルに招待して一緒に食事をとるなど対面の交流をしていました。
オンライン懇親会でも一体感が持てるように、事前にお菓子等を郵送し、懇親会中に同時に開封するなど工夫もしてきました。
しかし、採用選考と並行して内定者フォローの準備時間を確保することや、オンラインならではの工夫や企画を練ることに難しさを感じていました。
採用選考と内定者フォローをどのように両立させていたのですか?
現在、採用担当は2名で、2022卒は130名前後の採用を行いました。
例年、8月に内定者懇親会を実施し、10月に内定式を行い、その後も内定者との接点が続きます。
年間を通して採用活動が継続していくため、内定者フォローの準備時間をまとまってとることは難しく、通常業務の隙間時間で準備を行っていました。
「バヅクリ」を知ったきっかけや、選んでいただいた決め手を教えてください。
もともと内定者フォローは内製していました。
オンラインでも内定者が興味を持ってくれるようなプログラムはないか、日々リサーチをしている中でバヅクリさんを知りました。
他社のサービスや、内定者フォローのプログラムを拝見しましたが、バヅクリさんには同業の金融機関の利用実績があったことも利用の決め手となりました。
また、当サービスのようにチケット制であれば、長期的に内定者フォローが必要になったときに使い勝手が良いと感じたのも、導入を後押ししました。
内定者の興味に合わせてプログラムを複数用意し交流をうながす
「バヅクリ」導入時に、どのような効果を期待していましたか?
内定者の不安を払拭できること、そして内定者間の交流を盛んにすることの2つを期待しました。
学生のうちにマナーを身に付けて欲しい、銀行員としてのマインドセットを行うという目標もありますが、より深いテーマでの内定者研修は入社後、研修グループが実施しています。
そのため、採用担当としては、学生が興味を持ちやすそうなプログラムを用意することに重きをおきました。
今回、5つのプログラムをどのような流れで利用したか具体的に教えてください。
22卒の内定者接点として、2021年11月と12月の2回に分けてバヅクリを実施しました。
11月に3プログラム、12月に2プログラムを用意して、内定者の方に好きなタイミングで気になるものに参加してくださいとお知らせをしました。
昨年度から、当行では内定者同士の交流イベントなどを「内定者サロン」と呼んでいます。
内定者向け案内にて、「今月の内定者サロンはこんな交流プログラムを実施しますよ」と通知しました。
任意参加でしたが、過半数の内定者が参加してくださいました。
内定者に選んでもらった中で、人気のあったプログラムは何でしたか?
「食レポ」と、「心理学」のプログラムは人気がありましたね。
とくに、食レポの司会を担当いただいたアナウンサーの話し方や、内定者の巻き込み方は非常に参考になりました。
内定者を飽きさせない話し方やオーラがあり、とても魅力的だったと思います。
内定後、一度も内定者同士の顔合わせができていなかったため、最初は皆さん緊張されていましたが、司会者が1人ひとりに声掛けをしてくださった点も良かったです。
参考
・アナウンサーが教える食レポワークショップ~これであなたもボキャブラリーの宝石箱~
・深層心理で相互理解!カウンセラーが教える心理学チームビルディング
内定者の参加中のリアクションはいかがでしたか?
プログラム開始直後は緊張の様子も見えましたが、徐々に馴染んで楽しんでいただけたと思います。
各プログラム終了後に、内定者のみで30分ほど歓談時間を設けていましたが、こちらから終了の合図をするまで皆さん話し込んでいたのも印象的でした。
もちろん、対面で会ったあとにオンラインイベントを実施した方が効果が高いと思いますが、バヅクリさんのプログラムを挟むことで、より歓談しやすくなったのではないかと感じています。
準備期間~運営までの負担は軽減できたか、改めて感想を教えてください。
クイズのプログラムでは、「自社にまつわるクイズ」を考える準備時間が必要でしたが、その他のプログラムは企画から運営まで全てお任せできて、大幅に工数削減ができたと思います。
近年では、採用活動が早期化・長期化し、応募数や面接数が増えている現状です。
そのため、内定者フォローの企画・運用を効率化しつつ、時間創出をできる点は良かったと感じています。
今後、採用や内定者フォローで取り組んでいきたいことを含めて、最後に一言お願いします。
他社では、内々定者同士で少数のチームを作り、一緒に課題に取り組むといった内定者フォローを実施していると伺いました。
年々、採用が早期化している分、内定後の期間も長くなりますので、早期フォロー施策を検討し、接点を図りたいと考えています。
バヅクリさんのチケットがまだ残っていますので、次年度の選考活動期間に再度利用させていただきたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
長野県長野市に本店を置く地方銀行。長野県を中心地盤とし、新潟県、関東・東海・関西地方や海外に支店や拠点を展開している。
預金業務、貸出業務、為替業務など