- 魅力的な内定者向けイベントを自社で設計することが難しい
- イベント開催の企画から実施後のフォローまでにかかる工数が膨大であり、開催までの期間を長く要してしまう
- 内定者が楽しみながら不安を払拭し、横のつながり作りができるイベントとなった
- 内定者同士だけでなく、採用担当者にとっても内定者の素性をより知れる機会となった
まずは自己紹介をお願いします。
人財支援部の品川と申します。
新卒採用をメインに担当しております。
本日はよろしくお願いいたします。
通常のオンライン研修では、内定者同士の素性がわかりづらい
お問合せいただいた当初、どのような課題を感じていたのでしょうか?
弊社では内定者向けに、自社をより知っていただく機会を創出するとともに、内定者同士の交流や帰属意識の醸成を目的としたイベントを企画しておりました。
ただ、オンラインであることも含め魅力を感じてもらえるようなイベントを自社で設計することは難しいと感じておりました。
また、イベント開催の企画から実施後のフォローにかかる工数が膨大であり、開催までの期間を長く要してしまう点も課題であると感じていました。
自社で取り組んでいた内容を教えてください。
コロナ禍前は、地区ごとで採用担当と内定者同士を交えた内定者懇親会等を企画・実行していましたが、コロナ禍以降は、オンラインに実施方法を切り替え、イベントを開催し交流を図っておりました。
内定者のみなさんはオンライン慣れしているため、盛り上がってはいましたが、対面だからこそわかるようなそれぞれの素性についてはわかりづらく、全グループを偏りなく盛り上げるような運営は難しいと感じていました。
バヅクリに対する第一印象を教えてください。
一番は「楽しそう」だと感じました。
コンテンツが豊富で、内定者は楽しみながら、内定者同士の横のつながり作りや内定辞退の防止といった、弊社の内定者フォローの目的に合ったイベントが実現できそうだと強く感じました。
導入する決め手となったポイントは何ですか?
楽しさの中に学びを加えており、楽しみながら研修の実施やチームビルディングを図れるサービスに惹かれました。
内定者の不安払拭、内定者間の交流活性化を期待し、内定者のみなさんが興味を持ちやすいプログラムであった点が決め手となりました。
今まで見たことのない違った側面を見ることができた
プログラムを選んだ理由を教えてください。
内定者のみなさんが取り組みやすい内容であり、御社内でも実施数が多く評判の高い「食レポ」と「おえかき」を選択させていただきました。
利用したプログラム
・アナウンサーが教える食レポワークショップ〜これであなたもボキャブラリーの宝石箱!〜
・オンラインでも距離が縮まる!おえかきコミュニケーションワークショップ
食レポについては、テレビでよく見る馴染みのあるものですが、実際に自分が体験することはなかなかないため、新鮮で楽しんでもらえそうだと感じました。
おえかきについては、大学生・社会人になって絵を描く機会は人によってはほとんどなく、幼少時代を思い出すきっかけにもなり、普段見せないような素性や価値観の共有ができそうだと感じました。
当初の課題に対して有効だと思えるプログラムでしたか?
はい、当初の想定以上に内定者からの反響が良く、社内からも好意的な意見が多くありました。
食レポやおえかきなどの非日常な体験を通し、内定者同士が相互理解を深め、絆を強いものとしてくれています。
実施させていただいて大変良かったと感じております。
参加した内定者のみなさんの反応はいかがでしたか?
非常に好意的な反応でした。
プログラムにおいて、楽しさの中に学びが加わることで、参加者の没入感を表情や参加姿勢から感じることができ、とても満足しております。
内定者が初めて一堂に会する機会だったにも関わらず、この先一緒に働く仲間の考え方や素性を知る良い機会になったようです。
講師の方がイベントの終わりまで楽しさを保ち続けたまま進行してくださったので、内定者のみなさんも緊張し過ぎることなく、ずっと楽しいと感じられるイベントになりました。
「このようなイベントを企画していただきありがとうございます」といった感謝の言葉を多くいただきました。
社員のみなさんには、どのような点が良かったと感じていただけたのでしょうか?
内定者のみなさんが手を動かしたり発言したりと、内定者が主体的に参加できるプログラムであった点です。
また、講師の方との双方向のコミュニケーションが図れていたという点も好評でした。
運用工数は軽減できましたか?
工数は圧倒的に減りました。
50名に対する90分のプログラムの企画や運用を行うと考えたときに、当社単独での独自開催ではより多くの工数がかかっていたと思います。
想定していなかった良い点はありますか?
内定者の違った一面が見えた点です。
今までの面接や選考イベントで感じていた内定者の素性について、今回のイベントでより深い素性が見えました。
今まで見たことのない表情や意外な発言があったり、グループワークを通してリーダーシップが見えたりと、違った側面を発見することができました。
思っていたより積極性があったり、予想以上の面白い発言をしたりと、良い意味での裏切りがたくさんありました。
今後のオンラインでの展望があれば教えてください。
内定者フォローには今後も活用していくことは大前提として、既存社員に向けてのオンラインイベントへの導入も検討していきたいと考えております。
山口県下関市に本社を置く金融持株会社。
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