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支部内/多拠点コミュニケーションの両方を活性化できる大規模クイズ大会

オンラインを取り入れた新しい形の組合活動の第一歩

住友精化労働組合
中央執行委員長
松下 英樹
課題
  • Face to Faceのレクが開催できず、支部内コミュニケーションが減少していた
  • オンラインレクを実施したかったがノウハウがなかった
効果
  • 全国拠点を巻き込んだオンラインレクを開催できた
  • 組合活動への実感を持てていなかった若手組合員が積極的に参加した

まずは自己紹介をお願いします。

住友精化労働組合 中央執行委員長の松下と申します。
改選期である去年の9月から委員長として、それ以前は3期6年間、書記長として専従で務めさせていただいています。

丸投げできるので、スピード感を持ってレクが実施できる安心感

お問合せいただいた当初、どのような課題を感じていたのでしょうか?

毎年、組合活動としてFace to Faceを重視しみんなで集まってレクを実施していましたが、この2年は新型コロナの影響でレクが開催できていませんでした。
コロナ禍が明けていつか再開できれば…と思っていましたが、なかなか明けず待っているだけでは何も始まらないと考え始めていました。
そこで、いつまでもFace to Faceにこだわらず、何かしら柔軟な形でレクを開催したいと思いオンラインでの開催に至りました。

コロナ以前で取り組んでいたレク内容を教えてください。

支部ごとで独自に企画してもらっていて、工場系の支部では組合員のご家族も参加できるバス旅行、本社系の支部ではボーリング大会や懇親会、プロ野球観戦などさまざまです。

バヅクリを知ったきっかけを教えてください。

「オンラインレク」で検索したときに、最初にヒットしました。
そこでダウンロードした資料を拝見し、お電話いただいたのがきっかけです。

そこでの第一印象はどんな感じでしたか?

実際にオンラインレクをするにあたって、ノウハウがまったくないため、事前のセッティングや調整のハードルがありました。
バヅクリさんならそれらをすべてお任せできそうだと感じました。
我々は人を集めて日程調整するだけで良いので、スピード感を持ってレクができそうだ、というのが最初に感じた印象です。

予選では支部内コミュニケーション、決勝戦では多拠点コミュニケーションの両方を活性化できる

導入する決め手となったポイントは何ですか?

全国の拠点を巻き込んだ支部対抗形式のレクをやりたいと思っていたところに、ヤナセ労働組合さんで大規模クイズを実施した事例をご紹介いただきました。
しっかりとした実績があり安心感・信頼感を感じた点が大きいです。

これまでは支部ごとでレクを企画していたと伺いましたが、支部対抗で開催しようと思った理由を教えてください。

はじめてのオンラインレクなので、オンラインの利点を活かそうと考えました。
支部の中だけではなく、他の拠点にも多彩な組合員がいることを知ってもらいたいという思いがありました。
クイズなので拠点間での深い交流というよりは、いろんな人がいることを知ってもらい、ある程度キャラクターを理解してもらえれば良いなと思いました。

一方で、支部内のコミュニケーションが減少したことも課題でした。
まずは予選を支部ごとで行い、支部内コミュニケーションを活性化させる。
決勝戦を支部対抗で行うことで、他拠点の組合員を知ってもらう。
その両面を達成できそうだと感じたためです。

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コロナ禍入社で組合活動への実感が持てていなかった若い世代が多く参加

当初の課題に対して有効だと思える取り組み内容でしたか?

はい、そう感じています。
普段仕事で見せている面とは違う一面が見え、人となりを知れたので、今回のクイズが次に実際会うときの話のきっかけとして機能してくれると思います。

参加者への呼びかけはどのように行いましたか?

案内の機関紙を発行して、四人1組での参加申し込みを募集しました。
はじめての試みということもあり、最初は様子見されている方が多く、思うように人が集まりませんでした。

なので、各支部の執行部に協力してもらい直接声をかけて参加者を集めました。
結果的に目標であった200人を上回る人数に参加してもらうことができました。
目標を達成すべく私も声かけをしたのですが、ほとんどの方が二つ返事でOKしてくれたので、やはりオンラインに慣れていない段階では、直接声かけをした方が効果はありますね。

レクに参加した方々の反応はいかがでしたか?

非常に反応が良く、「参加して良かった」「楽しかった」「次いつするの?」といった声を多くいただきました。
接戦になる場面もあり、面白回答を出すチームもあり、どの回もかなり盛り上がっていました。
ほとんどの方に楽しんでいただけと思います。

運用工数は軽減できましたか?

今回の取り組みは9月ごろから話を進めていましたが、春闘があるので年内になんとか開催したかったんです。
そのため準備期間が短く、日程を決めるまで少しバタバタしていましたが、それ以降は特段困らず基本的にバヅクリさんにお任せできました。
当日も、多少の回線トラブルがあったものの、大きな問題は起こらず、運用工数を大幅に削減できたと言えます。

想定していなかった良い点はありますか?

今回クイズ大会を経験したことによって、オンラインレクに対する最初のハードルや不安感が拭えました。
今後、気軽にオンラインレクを開催するための実績を積めたのは大きいです。

また、思っていた以上に若手の組合員が参加してくれました。
デジタル慣れしている世代なので、参加しやすかったようです。
コロナ禍以降に入社してきた方々は、以前のようなコミュニケーションが取れていませんでした。
入社歴が浅く、組合活動に対する実感があまりなかったと思われる方々が多く参加してくれたのは良かったです。

今後のオンラインでの展望があれば教えてください。

なんとなくオンラインに対して、食わず嫌いしていた面もありました。
今回の取り組みを通して、オンラインでも十分楽しいレクができることがわかりました。
対面とオンラインそれぞれの良さをハイブリッドに取り入れながら組合活動を行っていきたいです。

住友精化労働組合

住友精化株式会社の労働組合。

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