ここ数年で広く普及されるようになったオンライン飲み会。
しかし、まだどのようにオンライン飲み会を開催すればスムーズに進行できるのか、盛り上がるのか、疑問を持っている人も多いはず。
そこで今回は、オンライン飲み会のやり方や、注意するポイント、おすすめゲームなどをご紹介していきます。
目次
オンライン飲み会で活用できるツール
最初にオンライン飲み会をするうえで、活用できるツールをご紹介します。
オンライン飲み会に利用できるツールはいくつかありますが、オンライン飲み会の参加人数や、目的に合わせてツールも選ぶようにしましょう。
それではいくつかおすすめのツールをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介していきます。
ZOOM
オンラインでの飲み会が普及しはじめた頃には、「ZOOM飲み」という言葉も流行しましたね。
ZOOMはビデオ通話ツールで、無料アカウントの場合3人以上の利用で、40分まで通話ができます。
主催者がユーザー登録をし、発行したURLを参加者に配布をすると、参加者はユーザー登録をしなくてもオンライン飲み会に参加が可能です。
ただ、全員ZOOMのアプリをダウンロードする必要があります。
チャットツールもあるので、ビデオ通話をしながら文章を使ってのコミュニケーションを取ることも可能です。
LINE
スマートフォンユーザーで利用していない人はいないと言っても過言ではないアプリであるLINE。
LINEを使いオンライン飲み会を開催することもできます。
多くの人が利用しているアプリなので、新たにアプリをダウンロードしたり、ユーザー登録をしたりしなくていいのが、LINEを利用するメリットの1つです。
また、画面にフィルタをかけることや、背景の変更がアプリ内で簡単に行えます。
LINEのグループ通話では、500人まで無料で同時にビデオ通話することができます。
Google Meet
名前の通りGoogleが提供する、オンライン会議ツールです。
ビジネス用に開発されたツールなので、セキュリティがしっかりしているところが特徴です。
スマートフォンからの利用はアプリをダウンロードする必要がありますが、PCからの利用の場合、アプリは必要ありません。
ルームに250人まで招待することができ、その様子を10万人まで配信することも可能です。
Facebook messenger
Facebook messengerはチャットツールというイメージが強いかもしれませんが、ビデオ通話をすることもできます。
Facebook messengerを利用する場合、最大8人まで同時に通話することが可能です。
LINEのようにエフェクトをかけることもでき、テレビ電話をしながらチャットをもできます。
ちなみに、Facebookからは、Facebook roomsという機能もリリースされており、最大50人まで通話が可能で、制限時間はありません。
Facebookアカウントがなくても、ルームの作成者から共有されたURLより参加ができます。
たくのむ
たくのむは、オンライン飲み会に特化したサービス。
主催者、参加者共にアプリやユーザー登録不要で、オンライン飲み会を開催することができます。
参加人数の上限は12人(期間限定)までで、1時間、2時間、無制限など好きな利用時間を選べます。
また、PCからの利用でSnap Camera(スナップカメラ)の連携によりエフェクトをかけることも可能。
オンライン飲み会で必要な準備
オンライン飲み会に利用するツールが決まったら、準備を始めましょう。
次から、オンライン飲み会の開催までに行なっておくといいことを4つご紹介していきます。
デバイスを準備する
1人1つデバイスを準備します。
スマートフォン、PC、タブレットなど何でも構いませんが、利用するツールによっては、スマートフォンやタブレットからでは使えない機能がある場合もあります。
オンライン飲み会が開催される前に、問題はないか確認しておきましょう。
通信環境を整える
ストレスなくオンライン飲み会を行える通信環境を整えましょう。
通信環境が整っていないと、画像の荒れや、音声の不具合などが起こりやすく、ストレスを感じることでオンライン飲み会の満足度が低くなってしまいます。
おつまみやお酒の準備
オンライン飲み会が始まってから、お酒やおつまみを準備する時間を設けるのか、開始前に各自準備しておいてもらうのかをアナウンスしておきましょう。
そうすることで、はじまりの乾杯がスムーズに行えます。
また、会社が企画するオンライン飲み会の場合、各社員の自宅に食事やドリンクを配送する企業もあります。
注文のとりまとめや、企業ロゴが入ったケータリングの作成、食事やドリンクの発送をしてくれるサービスもあるので、そのようなサービスを利用してもいいでしょう。
BGMを流す
バックで流すBGMを用意すると、明るい雰囲気になりオンライン飲み会がさらに盛り上がります。
無音だと沈黙になった時など、寂しい雰囲気や、会議のような固い雰囲気にになることも…。
BGMをきっかけに会話が弾むこともあります。
オンライン飲み会のメリットと注意点
続いて、オンライン飲み会のメリットと、注意点をみていきましょう。
両方を知ることで、オンライン飲み会の特性を活かした会を開くことができます。
オンライン飲み会のメリット
まずはオンライン飲み会のメリットをご紹介していきます。
一体感がある
居酒屋などで行う飲み会の場合、数人で同じ席に座っていても、2〜3人だけでのトークになりがちですが、オンライン飲み会の場合、6人程度の人数でも全員が画面を見て発言者に注目するため、数人のグループになることなく一体感を感じられます。
ただ、あまりにも人数が多くなりすぎると、発言のタイミングが掴めない人や、逆に孤独感を感じる人も出てくるので注意してください。
様々なコストがかからず、リスクも少ない
飲食代だけでなく、移動時間などのコストがかからないのもオンライン飲み会のメリットです。
新型コロナウイルスが流行している今、移動や集合することで生まれる、三密などの感染リスクを下げられる点もオンライン飲み会が支持されている大きなポイントです。
気軽に参加できる
デバイスがあれば誰でも、どこからでも参加できるのもオンライン飲み会のメリットの1つ。
遠方に住む人でも、会場までの移動時間や、飲み会後に帰宅にかかる時間などを気にせず気軽に参加することができます。
オンライン飲み会を開催する際は、このメリットを最大に活かすことができるよう、途中入退室OKにするなど、気軽に参加しやすい仕組み作りをしてください。
オンライン飲み会の注意点
メリットを踏まえたうえで、注意点を見ていきましょう。
注意点も知っておかないと、思わぬところで参加者の満足度を下げることになりかねません。
長時間ダラダラと続きやすい
家から参加でき、居酒屋などのように場所の使用時間が限られていない分、ダラダラと長時間に渡り飲み会が続くことがあります。
ダラダラと続くと、参加者の満足度を下げることに繋がるので、最初から終わりの時間を決め開催しましょう。
希望者だけが参加する二次会をセッティングするのもおすすめの方法です。
飲み過ぎに注意
家というリラックスした空間だからこそ、飲み過ぎに注意が必要です。
飲む量をあらかじめ決めておくなどの対策をしてください。
同居者に配慮を
参加者に配偶者や子供などの同居者がいる場合、その人たちへの配慮も忘れてはいけません。
開催時間が長くなりすぎないようにするのはもちろん、大きな声で騒がない、画面に映るように強要しないなど、不快な思いをさせないようにしてください。
プライベートを詮索しない
家というプライベートな空間で行うものなので、どうしても普段の生活が垣間見えます。
あまり普段の生活に言及してほしくない人もいますから、必要以上に家の中にあるものを見たり、質問したりするのはやめましょう。
部屋を見られるのが嫌な人は、バーチャル背景を使うなどしてください。
オンライン飲み会を盛り上げるためのポイント
それでは、オンライン飲み会を盛り上げるためのポイントをご紹介します。
少しの手間や工夫を加えるだけで、盛り上がるオンライン飲み会を作ることができます。
目的や内容を共有しておく
オンライン飲み会の目的や、話す内容などを参加者に共有しておくといいでしょう。
慣れないオンライン飲み会であるのにもかかわらず、飲み会の概要が何もわからないのは、参加者を不安にさせる可能性があります。
司会者を設定する
テレビ電話での会話は、話し出すタイミングが被ってしまったり、タイムラグが起こったりしやすいので、司会者がいるとスムーズに会が進みます。
ダラダラと飲み会を続けないためにも、時間を見ながら司会者が次のコンテンツに移るよう促すなどし、タイムキーパーの役割も務めてください。
初対面の人ばかりで行わない
盛り上がるオンライン飲み会を行いたいなら、初対面の人ばかりの飲み会は行わない方がいいでしょう。
オンラインでのコミュニケーションはただでさえタイミングや上手く噛み合わなかったり、情報量が少ないので、思ったようなコミュニケーションが生まれない場合が多いです。
やむなく初対面の人ばかりで行う場合は、司会者を必ず設け、司会者が1人1人に上手くトークを回すなど進行を行なってください。
チャットツールを利用する
オンライン飲み会で発言をするのは勇気がいるという人が多いもの。
そんな場合でもチャットツールを使うを気軽にコミュニケーションを取れます。
スタンプや文章を使い、よりカジュアルに、気軽にコミュニケーションが取れるようにするといいでしょう。
ゲームを取り入れる
ゲームを取り入れるのもおすすめです。
しりとりやジェスチャーゲームなど、簡単に行えるものでもオンライン飲み会のアクセントになり、飲み会にメリハリが生まれます。
カードゲームなどもアプリを利用すればオンラインでも行うことができます。
オンライン飲み会で盛り上がるゲーム
オンライン飲み会に取り入れたいゲームをには、どのようなものがあるのでしょうか?
ここでは、取り入れやすい定番のゲームをご紹介します。
ジェスチャーゲーム
【人数】4〜5人程度
【時間】30分程度
【内容】
出題者が行なっているジェスチャーが何なのかを当てるゲームです。
用意するものが何もないので、気軽に取り入れられるゲームです。
ビンゴ
【人数】10人程度〜
【時間】1時間程度
【内容】
豪華な景品を用意すると、ゲームの盛り上がりがさらに大きくなるでしょう。
アプリなどを利用するとオンラインでも簡単に実施ができます。
絵しりとり
【人数】4〜5人程度
【時間】30分程度
【内容】
順番を決め、前の人が描いた絵は何なのかを当てます。
描かれたものの名前の1番最後の文字から始まるものをまた絵で表現してください。
自己紹介しりとり
【人数】5人程度〜
【時間】30分〜1時間程度
【内容】
順番を決め、前の人が言った最後の文字から次の人は自己紹介を始めます。
よく知った仲でも改めて自己紹介を行うと、知らなかった相手の一面を知ることができます。
大富豪
【人数】4人程度〜
【時間】30分程度
【内容】
定番のトランプゲームです。
アプリを使うことでオンラインでも楽しむことができます。
オンラインで実施するのにおすすめのゲームはこちらから
定番のものから、音楽系、心理戦系まで幅広くご紹介しています。
オンライン飲み会を盛り上げるためのサービス
最後に、オンライン飲み会を盛り上げるためにおすすめのサービスをご紹介します。
様々なサービスやツールを上手に利用し、盛り上がるオンライン飲み会を作りあげてください!
バヅクリ
バヅクリはバヅクリ株式会社が運営する、オンラインチームビルディングサービスです。
工作や、マインドフルネスなどプロが講師を務める様々な講座を受講することができます。
体験型、参加型のプログラムが多いのが特徴です。
オンライン飲み会前に、アイスブレイクとしてオンライン飲み会の参加者で講座を受講するのもいいでしょう。
料金:250,000円〜
https://buzzkuri.com/
nonpi foodbox
フードテック企業の株式会社ノンピが提供するサービスです。
各参加者の希望する住所まで、フードとドリンクの入ったBOXを配送してくれます。
また、配送だけでなく注文内容のとりまとめも行なってくれるので、幹事の負担を最小限にすることができます。
法人向けケータリングサービスを展開するノンピのノウハウを活かしたこのサービスは、100,000人に利用されています。
料金:3,000円〜
https://nonpi-foodbox.com/
リモートフォーチューンバー
占い師を、オンライン飲み会に呼ぶことができるサービスも。
2021年3月現在、モニター募集のため無料で利用できます。
いつもと一味違う飲み会を開催したい人や、占いに行ってみたいけれど1人では不安な人などにおすすめです。
料金:10,000円 / 30分〜
https://happy-cielo.com/remote-fortune-bar/2101/?gclid=Cj0KCQjwi7yCBhDJARIsAMWFScPIeRu5iS_nRceIbsNOHCGEHBcYuUiEj5BdKwvYNO6zcyzVyhxf-YQaAjonEALw_wcB
まとめ
オンライン飲み会を開催する際は
- 人数や目的に合わせてツールを選ぶ
- 一手間の工夫や準備を行い盛り上がるオンライン飲み会に
- オンライン飲み会のためのサービスやゲームを取り入れる
などし、参加者がまた参加したいなと思うような、オンライン飲み会にしてください。