バヅクリでは、効果的な研修合宿を実施できる合宿プランをご用意しています。
ぜひ研修合宿を実施する際のご参考にしてみてください。
日常の業務から離れ、集中して学びを深める研修合宿。しかし、ただ集まるだけでは、十分な効果は得られません。
本記事では、質の高い研修合宿を実施するための研修合宿の目的から、実施する手順、効果的な合宿にするためのポイントなどを解説しています。
目次
研修合宿とは
研修合宿とは、社員が日常業務から離れ、宿泊施設などで行う集中的な研修のことを指します。一般的には1泊2日以上の日程で実施されます。予算は、宿泊費、交通費、研修費用などを含め、1人あたり数万円から10万円程度が一般的です。
また、日帰りで行うものもあり、これらはオフサイトミーティングとも呼ばれます。
オフサイトミーティングについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
研修合宿は、新入社員、リーダー研修など、対象者に合わせて様々な形で行われています。
また、役員、部門長など企業の意思決定に関わる幹部が集まり、企業の経営に関する重要な意思決定を目的とした合宿は経営合宿と呼ばれます。
経営合宿について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
研修合宿の目的
研修合宿を実施する目的は企業や研修対象者によって様々ですが、大きく分けて以下の4つに分類できます。
スキルアップ
専門知識やスキルを集中して習得し、業務パフォーマンスの向上を目指します。通常業務から離れた環境で研修に専念できるため、効率的な学習が可能になります。講義やグループワーク、ケーススタディなどを通じて実践的なスキルを身につけることができます。
チームビルディング
社員同士の絆を深め、チームワークを高め、共通認識や一体感を醸成することを目的とします。宿泊を伴う合宿形式なので、普段接する機会の少ない社員同士でも交流を図ることができます。チーム対抗ゲームや課題解決型のアクティビティを行うことで、コミュニケーションが活性化し、連帯感が生まれます。
MVV浸透(ミッション・ビジョン・バリュー)
企業の理念や方針、行動規範などを社員に浸透させ、企業文化の醸成を図ります。経営層からのメッセージ伝達や、ワークショップなどを通じて、社員一人ひとりの理解を深めることができます。業務に埋没しがちな日常から離れた場所で、改めて企業の存在意義を考える機会となります。
リフレッシュ
日常業務から離れた非日常の環境で、社員がリフレッシュし、心身ともにリセットできるようサポートすることで、モチベーションの向上を図ります。ヨガや瞑想、観光やレクリエーションなどのアクティビティを取り入れることで、新たな気持ちで業務に取り組めるようになります。
研修合宿のメリット・デメリット
メリット
集中力アップ
非日常空間で研修に集中しやすい環境が整う
・日常業務から離れることで、業務の妨げや雑念を排除し、研修内容に集中しやすい環境が生まれます。
・リゾート地や自然豊かな場所など、非日常的な空間は、参加者のモチベーション向上にも繋がります。
チームワークの向上
共同生活を通して、コミュニケーションが活性化し、チームワークが向上
・研修時間以外も寝食を共にすることで、自然と会話が生まれ、親睦を深めることができます。
・共同作業やレクリエーションを通して、協力し合うことの大切さやチームで成果を出す喜びを共有できます。
コミュニケーション活性化
研修以外の時間も共有することで、社員間のコミュニケーションが促進される
・夜の懇親会や自由時間など、リラックスした雰囲気の中で社員同士が交流することで、普段は話しづらい話題についても打ち明けやすくなります。
・社内コミュニケーションの活性化は、業務効率の向上や新しいアイデアの創出に繋がります。
リフレッシュ効果
非日常空間での体験は、心身のリフレッシュに繋がり、新たな気持ちで仕事に取り組める
・日常とは異なる環境で研修を行うことで、参加者は心身ともにリフレッシュすることができます。
・新鮮な気持ちで研修に臨むことができるため、学びの効果が高まります。
・研修後は仕事に対する意欲が高まり、新たな気持ちで業務に取り組むことができます。
デメリット
工数が多い
宿泊施設の手配など、通常の研修に比べて準備に時間がかかる
・参加者の人数や研修内容に適した宿泊施設の選定、会場設営、移動手段の手配など、事前準備に多くの時間と労力を要します。
・スケジュール調整や参加者への連絡など、通常の研修に比べて、担当者の負担が大きくなる可能性があります。
費用がかかる
宿泊費や会場費など、通常の研修よりも費用がかさむ場合がある
・宿泊費、会場費、食事代、移動費など、通常の研修に比べて費用がかかります。
・参加者数や宿泊日数、研修内容によっては、予算を大幅に超過する可能性もあるため、事前の調整が必要になります。
・ただし、年間の研修費用や福利厚生費を活用することで、実施している企業もあります。
業務が滞る
研修期間中は、通常業務が滞ってしまう可能性がある
・研修参加者が長期間不在になることで、担当業務が滞り、業務進捗に影響が出る可能性があります。
・特に、少人数体制の部署や担当者が専門性の高い業務の場合は、事前に業務の調整や代理の者を立てるなどの対策が必要です。
研修コンテンツの選び方
研修合宿を成功させるためには、目的に合ったコンテンツを選ぶことが重要です。
スキルアップ
業務に直結するスキルの習得を目指す場合に適しています。講義では知識を身につけ、グループワークやロールプレイングで実践的な訓練ができます。
コンテンツ例
・専門講師による講義:最新の知識や実践的なスキルを体系的に学ぶ場合に効果的
・グループワーク:実務に即した課題に取り組むことで、実践的なスキルを身につける
・ロールプレイング:営業や接客など、顧客対応のスキル向上に有効
など
チームビルディング
チームの絆を深め、一体感を醸成したい場合に最適です。ゲームや課題を通して協調性を養い、チームワークを高めることができます。
コンテンツ例
・チーム対抗ゲーム:楽しみながら協調性やコミュニケーション能力を高められる
・共同作業:協力して目標達成を目指すことで、一体感や達成感を共有できる
・アウトドア体験:非日常的な体験を通して、チームの絆を深め、チャレンジ精神を養う
など
チームビルディング合宿について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
MVV浸透(ミッション・ビジョン・バリュー)
企業理念や方針を社員に浸透させたい場合に効果的です。経営層から直接メッセージを受け取ることで、社員の帰属意識が高まります。
コンテンツ例
・経営層による講話:企業理念やビジョンへの想いを直接伝えることで、共感や理解を深める
・グループディスカッション:企業理念について深く考え、意見交換することで、主体的な理解と浸透を促す
・企業理念をテーマにしたワークショップ:企業理念を体感を伴い
など
リフレッシュ
日常業務から離れ、心身をリラックスさせられるコンテンツを選ぶことが大切です。新たな体験や環境の変化により、社員のモチベーション向上や創造性の発揮が期待できます。
コンテンツ例
・ヨガ・瞑想:心身をリラックスさせ、ストレスを軽減することで、集中力や創造性を高める
・観光:現地の名所を巡ることで、気分転換になり、リフレッシュ効果も期待できる
・アクティビティ体験:自然の中で体を動かすことで、ストレス発散やチームビルディング効果も期待できる
など
バヅクリでは、効果的な研修合宿を実施できる合宿プランをご用意しています。
ぜひ研修合宿を実施する際のご参考にしてみてください。
研修合宿実施までの流れ
研修合宿を実施する際の一般的な流れは以下の通りです。
- 研修目的と内容の決定
- 開催日程の決定
- 会場選定
- 参加者確定
- スケジュール作成
- 準備物リスト作成
- 会場との打ち合わせ
- 参加者への案内
- 当日の準備
- 研修実施
- アンケート実施
- 振り返り
研修合宿を実施する際に必要な準備をまとめたチェックシートをご提供していますのでぜひご活用ください。
1泊2日の研修合宿の例
研修目的の例:チームビルディング強化
1日目
時間 | 内容 | 担当 | 備考 |
13:00-14:00 | 受付、開場 | 受付担当 | 会場設営完了確認 |
14:00-14:10 | 開会挨拶 | 研修リーダー | 参加者への歓迎 |
14:10-15:30 | アイスブレイク・自己紹介 | 全員 | 参加者間の交流促進 |
15:30-16:30 | チームビルディングワークショップ① | ファシリテーター | チームの目標設定 |
16:30-17:00 | 休憩 | 軽食提供 | |
17:00-18:30 | チームビルディングワークショップ② | ファシリテーター | チーム課題解決 |
19:00-21:00 | 夕食、懇親会 | 全員 | チーム間の親睦を深める |
21:00-22:00 | 自由時間 | 宿泊施設での休息 |
2日目
時間 | 内容 | 担当 | 備考 |
8:00-10:00 | 自由時間(朝食・準備など) | ||
10:00-11:30 | 朝会・チームプレゼンテーション | 各チーム | ワークショップ成果発表 |
11:30-12:00 | 休憩 | 軽食提供 | |
12:00-13:00 | グループディスカッション | 全員 | 今後のチーム活動について議論 |
13:00-14:00 | 昼食 | 全員 | |
14:00-14:30 | クロージング | 研修リーダー | 研修のまとめ、今後の展望 |
14:30- | 解散 |
研修合宿を実施する際のポイント
目的と研修内容の適切な設計
研修合宿の目的を明確にし、その目的に合わせて適切な研修内容を設計することが何より重要です。目的がスキルアップであれば講義や実習、チームビルディングであればグループワークや体験学習、企業理念の浸透であれば講義やディスカッションなど、目的に沿った最適な内容を組み立てる必要があります。目的と内容を一致させることで、研修本来の効果が得られます。
適切な会場選定
研修の目的、内容、参加人数、予算に見合った最適な会場を選ぶことも重要です。研修に必要な設備が整っているか、収容人数に余裕があるか、食事・宿泊のアレルギー対応が万全かなど、細かな点まで確認し、会場を慎重に選定しましょう。
十分な事前準備
参加者への事前の案内や準備物の確認、会場との詳細な打ち合わせなどの準備を怠ると、当日様々なトラブルに見舞われる可能性があります。時間配分、資料作成、備品準備、緊急時対応など、細かな準備は欠かせません。参加者への円滑な案内と安全な研修実施のためにも、事前の入念な準備が研修の効果を最大化する上で重要なポイントとなります。
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まとめ
本記事では、研修合宿の基礎知識から、具体的なプラン例までご紹介しました。
研修合宿を通じて、社員の能力開発とチームワークの強化を図ることで、企業の発展に寄与することができます。ぜひ、貴社の研修計画に研修合宿を取り入れてみてはいかがでしょうか。社員の成長と会社の発展につながる有意義な研修となることを願っています。
ぜひ本記事を参考に、最高の成果を生み出す合宿研修を実現してください。