直接対面で行う集合研修と比較して、オンライン研修は他者との意思疎通が難しいという課題があります。
受講者のモチベーションを下げないためにも、オンラインでも内容が面白く、学びにつながるような研修を実施することが重要です。
本記事ではオンラインでも面白い研修の実施方法を、具体的な課題の解決方法とともに解説します。

オンライン研修に面白さが求められる理由

オンライン研修の面白さの重要性

そもそも、「研修に面白さを盛り込む必要があるのか?」と考える人もいるかと思います。
オンライン研修でなぜ、面白さが必要になるのでしょうか。

内閣府が2020年に行った「第一回新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」によると、テレワークの不便な点について17.8%の人が「在宅では仕事に集中することが難しい」と回答しました。
もともと周りに家族がいたり、プライベートのものがあったりするテレワークは、集中するのが難しい環境です。

このように、オンラインの研修はどこからでも受講できるというメリットがある一方で、集中力を持続させるのが難しいというデメリットもあります。
そんな環境下でも受講者に集中してもらうために、研修に楽しみを盛り込む必要があります。

またオフラインで行われる集合研修の場合、講師は受講者の顔や姿勢を細かく観察した上で、臨機応変に声がけしたり、話す内容を変更できたりします。
一方でオンライン研修はそのような受講者の雰囲気を察知するのが難しく、また一人ひとりへの細やかな働きかけができません。

そのため、オンライン環境で研修を実施する際には、受講者のモチベーションが下がらないように、オフライン以上に受講者を飽きさせない工夫が必要です。

面白いオンライン研修をおこなうためのポイント

面白いオンライン研修のポイント

面白いオンライン研修を行うポイントとして、講師から受講者への一方的な発信ではなく、双方向性を意識したコミュニケーションを設計することがあります。
ここでは研修における双方向的なコミュニケーションの具体例を解説します。

1. 原則「カメラはオン」で参加する

オンライン研修を受ける受講者の中には、カメラをオフにして参加する人もいるかと思います。
しかし、参加者同士のコミュニケーションを増やす観点からは、カメラをオンにしてもらう方が望ましいです。

また、参加者がカメラをオンにすることで、講師側からも参加者の反応が見えるようになり、各人の理解度を意識しながらスムーズに研修を進めやすくなります。

2. ディスカッションを導入する

研修を双方向的なものにするアイデアの一つに、ディスカッションの導入があります。
研修にディスカッションを導入することで、受講者の考えや研修での学びをアウトプットする機会を作れるため、より研修がより実践的なスキルとして定着しやすくなります。

また他の受講者の意見を聞くことで、自分一人では出なかった新しい視点を獲得できるとともに、社内コミュニケーションの活性化にもつながります。

3. 研修のはじめにアイスブレイクを取り入れる

研修のはじめにアイスブレイクやゲームを取り入れることで、受講者の緊張をほぐすとともに、参加者同士の交流を深めることができます。

また、アイスブレイクをきっかけに受講者が発言しやすい環境を整え、その後の研修プログラムをより有意義なものにできるというメリットもあります。

面白いオンライン研修の事例

面白いオンライン研修の事例

ここでは面白いオンライン研修の事例を紹介します。
自社でオンライン研修を企画する際の参考にしてみてください。

1. NTTファシリティーズのおえかきワークショップの事例

NTTグループ子会社のNTTファシリティーズでは、3ヶ月の新入社員研修を泊まり込み、集合型で行なっていました。
しかしコロナ禍をきっかけに新入社員研修はオンライン化。
グループワークのようなプログラムを取り入れていなかったこともあり、社員の疲弊感が強まってしまうという課題を抱えていました。

そこで同社はバヅクリのプログラム「おえかきコミュニケーションワークショップ」を導入。
社員同士のコミュニケーションを生み出すきっかけづくりを行いました。

おえかきワークショップにより新入社員同士での交流が生まれ、研修中にも質問が多く上がるようになるなど積極性が向上しました。
また研修後も「お絵描きのときに話した〇〇さんだよね」と、新入社員同士で話しかけるきっかけになっていると言います。

2. YSLソリューションの謎解きゲームの事例

IT企業の株式会社YSLソリューションでは、2020年に「謎解き宝探し」と呼ばれるシリーズのゲームを使い、新人研修を行いました。
オンライン上でグループを組み、出題される問題をクリアしていく本ゲーム。
グループで共通の問題に取り掛かるため新人同士でのコミュニケーションが生まれ、アイスブレイクにもつながったようです。

3. NASAゲームの事例

NASAゲームとは、1チーム4〜5名で行うディスカッションゲームです。
月に不時着したという設定で、遠く離れた母船へ戻るために必要なアイテムの優先順位をつけます。
新たな惑星の上に不時着した宇宙船の乗組員という設定で、新惑星でこれから生活する上でどのようなものが必要になるのかをチームメンバーと話し合います。
NASAゲームではプレゼンテーションや合意形成など、普段の業務でも必要となる対話が自然に生まれるため、コミュニケーション力や交渉能力が自然と養われます。

4. Marketing Town the Teamの事例

Marketing Town the Teamとは、ゲームプレイと講義を組み合わせたオンライン研修です。
ゲーム内容は、各メンバーがある企業のマネージャーとなり、チームで会社経営をしながら
営業利益の最大化を目指すというもの。
マーケティング思考やコミュニケーション力を養うことができるゲームのため、楽しみながらビジネス感覚を養うことができます。

面白いオンライン研修ならバヅクリ!

バヅクリ
出典:バヅクリ

バヅクリ株式会社では、絆・学び・アソビをベースにしたオンライン研修プログラムを150種類以上提供しています。
組織心理学に基づいて研修コンテンツが設計されており、社員の関係構築、キャリアデザイン、モチベーション、ストレスケア、タレントマネジメント課題の解決に有効です。

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まとめ

本記事では、オンライン研修とは何か、オンライン研修の課題と解決策、面白いオンライン研修の事例についてご紹介しました。
本記事の内容を踏まえて、バヅクリの研修を検討してみてはいかがでしょうか。