今、注目されているレジリエンス。
レジリエンスを向上させるためには、一体、どのようなアクションを取ればいいのでしょうか?
この記事では、レジリエンスの重要性や、向上方法、おすすめの研修会社などをご紹介していきます。

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近年、レジリエンスはより重要に

レジリエンスの重要性

「レジリエンス」とは、ビジネスシーンでは困難な状況になった時「柔軟に対応できる力」「上手に適応していく過程」「適応したことで得られる結果」のことを指します。
また、一般的には、復元力・回復力・弾力の意味で用いられます。

グローバル化が加速し変化が激しい昨今のビジネスシーンでは、適応力が求められるようになりました。
また、そのような不確実なことが多い状況で長期的にキャリアを構築していくには、ミスや困難な状況を目の前にしても立ち直る精神的回復力も必要となります。

このようなことから、近年、「レジリエンス」が重要視されるようになっているのです。

チームでレジリエンスを学ぶことで支え合える組織を作ります。バヅクリのレジリエンス研修の詳細についてはこちらよりダウンロード可能です。

レジリエンスを高めることによるメリット

今、ビジネスパーソンに必要と言われているレジリエンスですが、それを高めることによって得られるメリットをご紹介します。

集中力がアップする

ミスやトラブルなどに惑わされることなくなるので、仕事に対する集中力がアップします。
起こったトラブルやミスを引きずることなく、目の前の事柄にフォーカスを当てることができるようになるのです。

ずっとマイナスな事象を引きずっていては、その他の業務や案件でもミスを招きかねません。
気持ちの切り替えができるスキルは、スムーズに仕事を行う上で重要なものと考えられます。

冷静な判断ができる

レジリエンスが高まり集中力がアップすることで、困難な状況でも冷静な判断をすることができるようになります。
レジリエンスが低く気持ちの切り替えができないと、ベストな判断ができない可能性が高まります。

自分で問題解決の方法を考えられる

冷静な判断ができるようになると、自分自身で問題の解決方法を考えられるようになります。
一旦、自分で状況を判断し、解決方法をいくつか用意することで、上司に次のアクションの相談をしやすくなるだけでなく、自分自身で考えた方法で解決したという成功体験を通し、自信を持つことにも繋がります。

レジリエンスの向上を図るためには

レジリエンスの向上を図るためには、

  • 落ち込まない
  • 落ち込んだとしても回復を早くする

という思考のクセをつけることが重要です。

人はそれぞれ生まれつきの性格や、蓄積された思考のクセなどがありますが、ワークを行なったり、トレーニングをすることでレジリエンスは向上させることができます。

レジリエンスを高めるためには研修がおすすめ

レジリエンスを高めるための研修

レジリエンスを向上させるために行うアクションとしては、研修がおすすめです。

個人でワークショップやセミナーに参加するという方法も考えられますが、同僚などと共にワークや座学を受けることで、学ぶことに対するモチベーションも維持しやすくなります。

レジリエンス研修をするならバヅクリ

バヅクリは、オンライン焚き火や大人の図工などのワークを楽しみながら、チームビルディングやレジリエンスの向上を叶えることができるサービスです。

導入企業は300社以上で、参加者満足度は97%を誇ります。
80種類を超えるプログラムの中には、レジリエンスの向上に特化したものも。

その他の参加者と交流をし、楽しみながら感情のコントロール方法などについて学び、レジリエンスを向上させることが可能です。

レジリエンス研修で身につくこと

レジリエンス研修で身につくことや、学ぶことは以下です。

ネガティブ感情からの脱出方法

研修を通してマインドコントロールの方法や、自尊感情を高める方法を学ぶことで、ネガティブな感情から脱出することができるようになります。

レジリエンスマッスルを鍛える

レジリエンスマッスルとは、困難な状況になった場合に、精神を回復させるために必要な心理的筋肉のことを指します。
レジリエンスマッスルを鍛えることで、どんな状況になっても回復・適応ができるようになるのです。

逆境体験から学ぶ

自分が経験した状況を振り返ります。
逆境体験やそれを乗り越えた成功体験から、「自分はできる」と自信を持てるきっかけとなります。

レジリエンス研修を行うには

レジリエンス研修を行う方法としては以下の方法があります。

公開講座に参加する

他社の社員なども参加する公開講座に参加する方法があります。
講座内容によっては他社の社員と交流ができ、人脈を広げるきっかけにもなります。
企業側が会場や講師などを用意しなくていいのがメリットの1つです。
参加費は企業が負担する場合もあります。

外部の講師を招く

外部の講師を招いて、社内で研修を行うのも1つの方法です。
知識のあるプロが研修を行なってくれるので安心して任せることができます。
自社の社員のみで行う場合もあれば、数社で集まり1つの会場で行う場合もあります。

社内で講座を開く

社内でプログラムを考え研修を実施します。
自社に本当に必要なプログラムを選び、ぴったりな研修を作りあげることができるのがメリットです。
ただ、研修を企画・実施するノウハウがない場合は、まず初めは外部企業に依頼をした方が安心でしょう。
何度か外部企業のサービスを利用しノウハウが蓄積されたところで、完全に内製の研修に変えることもできます。

e-ラーニングを利用する

e-ラーニングは、動画教材を使って学びを進める学習方法です。
e-ラーニングを利用することで、場所を選ばず自宅からでも受講することができます。
また理解が足りないと感じる点は、何度でも繰り返し受講できるもの魅力です。

レジリエンス研修を外部に依頼するなら

レジリエンスを高めるための研修を行う企業

レジリエンス研修を外部企業に依頼する際、チェックしたいポイントや、レジリエンス研修の実施を依頼できる企業をご紹介します。

研修の選定ポイント

まずは研修会社を選定する際のポイントをご紹介します。

プログラムのカスタマイズはできるか

レジリエンスを高めるために、各社、最適だと思うプログラム構成で研修を提供していますが、中には「このプログラムはうちには必要ないな」と感じるものもあるでしょう。

その際、他のプログラムと変更できるのかや、数あるプログラムの中から必要なものだけをカスタマイズできるかどうかを確認してください。
せっかく依頼をするのですから、自社に本当に必要なプログラムが詰め込まれた研修を実施しましょう。

担当者と密に打ち合わせ・連絡は可能か

担当者としっかり打ち合わせができるかや、スケジュール変更などの際に迅速に対応可能かなどは、スムーズに研修を実施する上で重要なポイントとなります。

研修会社の実績

どのような業界の企業に使われているか、研修実施回数、満足度などをチェックしましょう。
また、口コミなどをチェックすることで、より自社で開催した場合のイメージがつきやすくなります。

企画・運営・アフターフォロー、どこまで任せることができるか

ただ研修を実施すればいいわけではなく、研修内容を参加者にしっかり身につけてもらうにはレポートやテストの実施、質問の受付などアフターフォローも重要になります。

企画段階からアフターフォローまで、一貫してお任せできるサービスだと社内負担は大幅に削減できます。

レジリエンス研修を提供する会社

それでは最後にレジリエンス研修を提供する企業をご紹介していきます。

バヅクリ

出典:バヅクリ

バヅクリ株式会社が運営するサービスバヅクリは、オンライン焚き火や大人の図工など、80種類もあるプログラムから好きなものを選び楽しみながら、参加者同士の相互理解を深めたり、レジリエンスを向上させたりすることができるサービスです。

導入企業は300社以上、参加者満足度は97%を誇ります。
企画から運営まで全てお任せできるので、社内負担も大幅に削減できます。

バヅクリでは、レジリエンス向上に特化した研修も提供しています。
レジリエンスについて座学で学ぶだけでなく、体験・参加型のワークがあるのも特徴です。

  • 「私の元気の源」プレゼン大会
  • 日常のつらい経験を笑い飛ばす川柳大会

などを通して思考癖や人間関係に着目し、どう考え行動すればレジリエンスが向上するのかを、受講者同士が交流をし楽しみながら学びます。
「楽しい」と感じる研修を行うことで、参加者に積極的に研修に参加してもらえるようになります。

所要時間2時間45分程度
費用398,000円〜

株式会社ヒューマンブリッジ

株式会社ヒューマンブリッジ
出典:株式会社ヒューマンブリッジ

ビジネス関連セミナーの企画・運営や、採用活動支援、組織・人事コンサルティングなどを手がける株式会社ヒューマンブリッジ。

同社が提供するレジリエンス研修は、レジリエンスとは何かを学んだり、失敗体験を振り返ったり、感情のマネジメント方法を学んだりすることでレジリエンスの向上を目指します。

所要時間2時間程度〜2日間
費用問い合わせ

​​http://www.human-b.co.jp/trainning/resilience.html

株式会社マイナビ

株式会社マイナビ
出典:マイナビ研修サービス

豊富な実績と、全国展開されていることから多くの人が利用しているマイナビ研修。
レジリエンス研修も実施されています。

  • ポジティブ心理学
  • PTG(心的外傷後成長)
  • 認知行動療法
  • レジリエンス研究

の4つを軸に研修内容が展開されています。

所要時間1日間(8時間:昼休憩1時間を含む)
費用問い合わせ

https://hrd.mynavi.jp/service/service-25737/

株式会社ザ・アカデミー

株式会社ザ・アカデミー
出典:株式会社ザ・アカデミー

様々な研修を提供する株式会社ザ・アカデミーのレジリエンス研修は、イローナ・ボニウェル博士が提唱する認知行動療法をベースとしたSPARKモデルの研修です。

心をマイナスの状態からフラットな状態へ変化させる従来の心理学と、フラットな状態からプラスヘと変えるポジティブ心理学の2つの考え方からアプローチし、レジリエンスの向上を目指します。

所要時間3時間〜1日
費用問い合わせ

http://www.academy-japan.com/training/special/resilience/

株式会社インソース

株式会社インソース
出典:株式会社インソース

研修や、e ラーニング教材の提供を行う株式会社インソース。
同社の研修では、

  • 捉え方を変え、気持ちを切り替える ~感情コントロール
  • 自信を持ち、強みを活かす ~自尊感情
  • 自分の成長を感じ、成長チャンスを増やす ~自己効力感
  • 心の支えを作る ~良好な人間関係

の4つのポイントを学びます。

所要時間1日
費用26,400円 / 1人

https://www.insource.co.jp/bup/bup_resilience.html

SMBC コンサルティング

SMBC コンサルティング
出典:SMBC コンサルティング

各種セミナーや定額制webセミナーなどを提供するSMBC コンサルティングでは、研修を通して、ものの見方やストレス耐性を形成方法について学び、レジリエンスの向上を目指します。

所要時間1日(10:00~17:00)(目安)
費用問い合わせ

https://www.smbcc-education.jp/training_detail/%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9%E7%A0%94%E4%BF%AE/

まとめ

昨今、重要視されはじめているレジエレンスですが、変化が激しくストレスフルなビジネスシーンで生き抜いていくために、さらに重要視されるようになるでしょう。
企業側はレジエレンスを高めるためのワークショップや研修などを開催し、社員が円滑に業務が進められるよう支援を行うようにしましょう。

バヅクリのレジリエンス研修の内容や実施方法についてはこちらの資料をダウンロードしていただくことでご覧いただけます。