テレワーク・リモートワーク下でも実施できる社員交流のひとつに、オンライン飲み会の開催があります。
しかしオンライン飲み会を開こうとしている幹事の中には、「盛り上がるかどうか心配」という人もいるのではないでしょうか。

オンライン飲み会ではレクリエーションをうまく取り入れることで、参加者同士の交流を深めることができます。

本記事ではオンライン飲み会におすすめのレクリエーションを人数別にご紹介します。
また、オンライン飲み会を盛り上げるポイントや開催時に行うべき準備も合わせて解説します。
ぜひチェックしてみてください。

【人数別で紹介】オンライン飲み会におすすめのレクリエーション

レクリエーションを行う組織

ここでは、オンライン飲み会におすすめのレクリエーションを紹介します。
人数や目的に合わせて最適なレクリエーションを選びましょう。

【10人以下】おすすめのレクリエーション

ここでは、10人以下でできるおすすめのレクリエーションを紹介します。

1. かぶっちゃやーよ

【人数】4人程度〜
【時間】10分程度
【内容】
かぶっちゃやーよは、「寿司ネタ」「ドラえもんのキャラクター」などといったお題に対して一人ひとりがそのお題に当てはまるものを同時に回答し、答えが他の人と被っていなければポイントが入るレクリエーションです。
回答のたびに「なぜその回答をしたか?」などを深堀りしていくことで、さらなる交流が生まれます。

2. 山手線ゲーム

【人数】2人程度〜
【時間】10分程度
【内容】
山手線ゲームは、起点となる人がお題を出し、参加者たちがそのお題に当てはまるものをリズムに合わせながら答えていく遊びです。
お題に当てはまるものを多く思いつく記憶力や知識の量が求められます。
さまざまな人が楽しめるレクリエーションにするには、お題を一般的なものにするのが有効です。

3. ジェスチャーゲーム

【人数】4人程度〜
【時間】15分程度
【内容】
ジェスチャーゲームは、お題に沿って参加者がジェスチャーを行い、他の参加者にお題を当ててもらうレクリエーションです。
紙やペンを用意する必要もなく、簡単に始められるのがメリットです。

4. Good&New

【人数】3人〜10人程度
【時間】10分程度〜
【内容】
Good&Newとは、参加者たちの前で直近24時間以内にあった「良かったこと(Good)」と「新しい発見(New)」を発表していくレクリエーションです。
アメリカの教育学者ピーター・クライン氏がチームの活性化やアイスブレイクを目的に開発しました。
みんながリラックスした雰囲気で発表できるように、発表が終わったら拍手をするようにしましょう。

5. カタカナ禁止ゲーム

【人数】3人〜5人程度
【時間】10分程度
【内容】
カタカナ禁止ゲームでは、カタカナ語を使わずに会話をするレクリエーションです。
カタカナを使ってしまった人がいた場合は指摘しましょう。

6. 人狼ゲーム

【人数】5人程度〜
【時間】1時間程度
【内容】
人狼ゲームとは、参加者全員に役割を配布し、会話をしながらターゲットとなる人狼の役割を引いた人を探していくレクリエーションです。
参加者の話をよく聞きながら考えを整理して相手に伝えることが必要なため、高いコミュニケーション能力が求められます。
アプリなどを利用することで、簡単に役割を設定・配布できます。

7. マーダーミステリー

【人数】5人程度〜
【時間】2時間程度〜
【内容】
マーダーミステリーとは、参加者全員にキャラクターシート(性格や設定が書かれている設定書)を配布し、各々がキャラクターとして振る舞いながら事件の真相を解き明かすレクリエーションです。
マーダーミステリーは一度遊ぶと犯人や秘密が明らかになってしまうため、一度遊んだシナリオは二度と遊ぶことができません。
マーダーミステリーを行う際にはシナリオ名を参加者に周知し、全員遊んだことがないか確認するようにしましょう。

8. 以心伝心ゲーム

【人数】4人〜10人程度
【時間】10分程度
【内容】
以心伝心ゲームは、幹事が出すお題に当てはまる言葉を参加者が回答し、全員の答えが一致することを目指すレクリエーションです。
上記で紹介した「かぶっちゃやーよ」と逆のルールと言えます。
ほかの参加者がどんな回答をするかを想像しながら答える必要があるので、チームワークを高めたいときにおすすめのレクリエーションです。

【10人以上】おすすめのレクリエーション

ここでは、10人以上でできるおすすめのレクリエーションを紹介します。

1. 仲間で選んで仲間と当てろ!チーム対抗オンラインビンゴ大会

オンラインビンゴ大会
出典:バヅクリ

【人数】10人〜50人程度
【時間】1.5時間程度
【内容】
「チーム対抗オンラインビンゴ大会」とは、一般的なレクリエーションであるビンゴ大会を、オンラインでも楽しめるようにしたものです。
ビンゴカードの定番である1~75の数字が入ったものは使わず、「好きなスポーツ」「最後の晩餐で食べたい料理」など参加者の好きなものや価値観が分かるものになっており、ゲームを通して相互理解を深めることができます。
オンラインビンゴ大会を実施する際は、景品を用意しておくとさらに盛り上がるでしょう。

2. まるでクイズ番組!?プロMCによるクイズバトル

まるでクイズ番組!?プロMCによるクイズバトル
出典:バヅクリ

【人数】15人〜50人程度
【時間】1.5時間程度
【内容】
「クイズバトル」では、思わず間違えてしまう雑学4択クイズや、頭を捻らないと解けないようなクイズに挑戦できます。
プロのMCが司会進行を行うため、まるでクイズ番組のような楽しい時間を過ごせます。
また、難しい問題にグループで挑戦することで、楽しみながらチームワークを醸成できるでしょう。

3. 絵しりとり

【人数】10人〜15人程度
【時間】30分程度〜
【内容】
絵しりとりは、言葉の代わりに紙に絵を描いてしりとりを進めるレクリエーションです。
自分の前の人の絵を読み解き、後の人に絵で伝えることでコミュニケーションが生まれます。
また、最終的に答え合わせをするとさらに盛り上がります。
オンラインで利用できる絵しりとり専用のアプリなどを利用するとスムーズに進行できます。

4. イントロクイズ

【人数】10人〜15人程度
【時間】15分程度〜
【内容】
イントロクイズは、幹事が曲のイントロを流して、参加者が曲名を早押しで当てるレクリエーションです。
幹事が選曲を行う際には、参加者の世代を考えた上で多くの人が知っている曲を選ぶようにすると盛り上がります。

5. ワールドカフェ

【人数】12人程度〜
【時間】30分程度〜
【内容】
ワールドカフェは、参加者を4〜5人ごとのグループに分けて、出題されたテーマに関するディスカッションを繰り返すレクリエーションです。
一定時間が過ぎた段階でテーブルのメンバーの一部を入れ替え、同じテーマについてさらにディスカッションします。
一つのテーマを深く掘り下げて話し合うことで相互理解が深まるため、チームワークの向上が期待できます。

6. マイノリティゲーム

【人数】12人程度〜
【時間】30分程度〜
【内容】
マイノリティゲームでは、幹事は「朝ご飯はお米派? パン派?」といった二択の質問を投げかけ、参加者はより少数派だと思われる選択肢を一斉に選びます。
より少数派の選択肢を選んだ参加者が勝ち残り、最後のひとりを決めるまで質問を繰り返すレクリエーションです。
他の人の回答を予想しながら勝ち残るための選択肢を選ぶ必要があるため、参加者同士の心理戦が生まれます。

オンライン飲み会を盛り上げるポイント

盛り上がるオンライン飲み会

オンライン飲み会はリアルな飲み会と比較すると気軽に開催できるのがメリットである一方、大人数になればなるほど盛り上げるのにコツが必要です。

ここではオンライン飲み会を盛り上げるポイントを解説します。

事前準備編

オンライン飲み会が盛り上がらない理由として、スケジュールや役割分担が不明確でうまく進行が進まないことがあります。
タイムテーブルや当日の役割・テーマやルールなどを事前に用意することで、スムーズにオンライン飲み会を進められるでしょう。

さらにテーマに合わせて共通の背景や食べ物を用意してもらったり、服装にちょっとしたドレスコードを指定したりすることで、オンライン飲み会でも一体感を演出できます。

  • 開始・終了時間などのタイムテーブルを決めておく
  • 司会を決めてスムーズに進行する
  • テーマやルールを決めて周知する
  • テーマに沿った演出を共有しておく(背景を揃える、共通の食べ物を用意するなど)

当日のコミュニケーション編

オンライン飲み会が盛り上がらない理由のひとつに、リアルの場を共有していないため参加者のリアクションや場の雰囲気を掴みにくいことがあります。

オンライン上でスムーズにコミュニケーションを取るためにも、マイクや画面のオンオフを使い分けるようにしましょう。

また大人数のオンライン飲み会の場合は話す人が一部に偏ってしまうことも多いです。
そんな場合は3〜6名の少人数チームを作り、チームごとにオンライン会議の部屋を立ち上げるといった取り組みもおすすめです。

  • 参加者はビデオはできるだけオンにして顔出しする
  • マイクのオンオフを活用する
  • チャットを活用する
  • 少人数のチーム分けをする

オンライン飲み会にお困りなら「バヅクリ」

出典:バヅクリ

バヅクリとは、チームの関係構築や社員の行動変容を目的としたオンラインイベントサービスです。

プレゼンや図工、マインドフルネスなど、企業研修やワークショップのプロが教えるプログラムが80種類以上用意されています。

オンライン飲み会や社内イベントの企画に不安を感じている方におすすめのサービスです。

オンライン飲み会を行う前に準備しておくべきもの

オンライン飲み会の準備

オンライン飲み会をスムーズに行う際には、企画側だけではなく参加者側にも準備をしてもらう必要があります。
ここではオンライン飲み会で準備しておくべきものと、オンライン飲み会でおすすめのツールを紹介します。

準備するもの

オンライン飲み会の準備で必須となるのが、PCデバイスやインターネット回線、配信ツールなどの環境面の整備です。

これらの整備を行わないままだと、「そもそも参加できない」「通信環境が悪いせいでうまくコミュニケーションが取れない」などのトラブルが起こり満足度の低いオンライン飲み会になってしまいます。
参加者の人たちには、事前に通信環境を確認・テストしておいてもらうようにしましょう。

また、当日使う予定のあるゲームアプリなどがある場合には、事前にダウンロードしてもらうようにアナウンスをしておくのがおすすめです。
合わせて、当日の食事も用意しておいてもらうとスムーズに進みます。

  • PCなどのデバイス
  • インターネット回線
  • 配信ツール
  • ゲームアプリ
  • 食事 など

おすすめのツール

ここでは、オンライン飲み会を開催する際におすすめのツールを紹介します。

1. zoom

zoomとは、代表的なビデオ会議システムのひとつです。
ホストがユーザー登録を行い、発行したURLに参加者がアクセスすることで、参加者はユーザー登録なしでオンライン飲み会に参加できます。
ただし、zoomのソフトやアプリをダウンロードする必要があります。

しかし無料版では3名以上の会議は40分までしか使えないという制限があります。
大人数でのオンライン飲み会を主催する際は、有料版の利用を検討しましょう。

2. Googlemeet

Googlemeetは、Googleが提供しているオンライン会議システムです。
無償プランでは100人まで同時接続が可能です。
またwebブラウザ上で利用できるツールのため、ソフトをダウンロードする必要がないのも特徴です。

3. たくのむ

たくのむはログイン・ソフト不要で、オンライン飲み会が開催できるサービスです。
飲み会のルームを作成し、参加者へURLを共有することで簡単にオンライン飲み会が開催できます。
無料版では上限6人まで同時接続ができますが、プレミアムアカウント(500円/月)に申し込むことで12名までに増やすことができます。

4. LINE

スマートフォンユーザーの多くが利用しているLINEのグループビデオ通話を利用することで、オンライン飲み会を楽しむことができます。
無料で最大500人まで利用でき、時間制限もないため、気軽にオンライン飲み会を開催できるでしょう。

まとめ

本記事では、オンライン飲み会でおすすめのレクリエーションを紹介しました。
オンラインでのレクリエーションは参加者各人の温度感が伝わりにくく、まったく楽しめていない人が出てきてしまう可能性もあります。
企画の段階から全員が楽しめるようなレクリエーションを実施するようにしましょう。

また、幹事が飲みすぎて酔ってしまうとうまく進行が進まなくなってしまいます。
楽しくても飲みすぎないようにしましょう。

最後に、オンライン飲み会に役立つサービスをご紹介します。

バヅクリ

バヅクリはバヅクリ株式会社が運営する、オンラインチームビルディングサービスです。
工作や、マインドフルネスなど様々な講座があり、講師は全てプロが行います。

オンライン飲み会を盛り上げるための企画を考えるのが難しい場合は、このようなサービスを利用し、プロの手を借りてみるのもいいでしょう。
また、飲み会を始める前のアイスブレイクとして講座を受講するのもおすすめです。

料金:250,000円〜