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チームのパフォーマンスを向上させ、コミュニケーションを円滑にする取り組みであるチームビルディング。
テレワークを導入する企業が増え、オンラインでできるチームビルディングのニーズが高まっています。
オンラインならではのメリットや意識すべきポイント、無料で今すぐ実践できるゲームなどの事例や研修サービスをご紹介します。
目次
そもそもチームビルディングとは?
そもそもチームビルディングとは、複数のメンバーが同じ一つのゴールを目指し、チーム一丸となって進んでいけるような組織を作り上げていく取り組みのことです。
チーム全体でのパフォーマンスの向上やコミュニケーションの活性化、ビジョンの浸透などが主な目的です。
優秀な人材が集まっても、チームとしてまとまっていなければ、全体のパフォーマンスが向上しにくくなってしまいます。
チーム全員が同じ方向を向き、コミュニケーションを円滑にすることで、ひとりひとりがスキルや能力・経験を最大限に発揮できるようになります。
今オンラインチームビルディングが注目される背景
昨今、オンラインチームビルディングに注目する企業が増えています。
なぜ今、オンラインでのチームビルディングが注目されているのでしょうか?
テレワークで難航するチームビルディング
これまでのチームビルディングは基本的に、
- チームワークが必要なゲームやスポーツ
- ひとつの目標に向けて取り組む研修や合宿
- 懇親会や飲み会でのコミュニケーション
上記のような取り組みを、ひとつの場所に集まってオフラインで実施していました。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ひとつの場所に大人数で集まってイベントを行うことが難しくなったことで、チーム内のコミュニケーション機会は減少しました。
一体感・やる気・帰属意識の低下
さらに、多くの企業がテレワークを導入し、業務が効率的になった部分もある反面、社員同士で顔を合わせる機会や雑談の時間も減少しています。
これによって「以前より一体感がなくなった」「全体的にモチベーションが低下している」「気軽に相談しにくい環境になった」「社員の帰属意識が薄れた」などといった、本来チームビルディングで解決していたような悩みを抱えているマネージャー・人事担当者も多いと思います。
しかし、働き方改革や、移動時間がかからない、コスト削減が可能であるなどのメリットもあることから、コロナウイルスが収束後も、テレワークの継続を検討している組織も多いのです。
このような社会的背景により、現在のワークスタイルに合ったオンラインでのチームビルディングのニーズが急増しています。
オンラインチームビルディングにお困りなら「バヅクリ」
バヅクリはチームビルディングが可能な研修・ワークショップを提供するサービスです。
プレゼンやおえかき、マインドフルネスなど、企業研修やワークショップのプロが教えるプログラムが200種類以上用意されています。
企画・進行・運営を全てお任せできるので、人事担当者の負担を減らすことができます。
社内イベントや懇親会にぴったりです。
オンラインチームビルディングならではのメリット
チームビルディングには組織内のコミュニケーションが円滑になったり、チームの一体感を高められたりするメリットがありますが、本記事ではオンラインチームビルディングならではのメリットをご紹介します。
1. 短時間で気軽に実施できる
チームビルディングの内容によっては、オンラインミーティングの導入時や終業後などに短時間で実施できます。
チームビルディングを行うために場所を移動する必要がなく、zoomなどのビデオ会議ツールを使うことで、全員がパソコンの前にいながら参加できるので、気軽に実施できます。
2. 複数拠点間でもコミュニケーションが取れる
従来のチームビルディングでは、複数部署間の交流は可能でしたが、複数拠点のメンバーが集まって行うことは困難でした。
オンラインでビデオ会議ツールを活用し、都心から地方や海外などのメンバーと繋ぐことによって、働く場所にとらわれずにチームビルディングが可能です。
3. 座席の配置がないので誰とでも会話しやすい
オフラインで開催するイベントでは、座席の配置によって席が遠い人の声が聞こえにくくなったり、端の席にいる人の存在感が薄くなってしまったりする問題があります。
ビデオ会議ツールには座席の配置が無く、全員が同じ大きさで1つの画面に表示されます。 そのため発言者がより注目されやすくなり、グループワークやプレゼンテーションが行いやすくなります。
どんなオンラインチームビルディングがあるのか?
オンラインでできるチームビルディングのゲームや取り組みの具体的なやり方、期待できる効果をご紹介します。
無料ですぐにでも実践できるゲームなどもあるので参考にしてみてください。
無料でできるオンラインチームビルディング
1. 陽口(ひなたぐち)ワーク
まず、陽口(ひなたぐち)とは、陰口の反対の意味となる造語です。
陰口は「本人のいないところで言う悪口」という意味ですが、陽口はその逆で「本人のいないところで言う褒め言葉」となります。
対象者を1人決め、その人はマイク・カメラをオフにして、”いない状態”を仮想で作ります。
他のメンバーが「〇〇さんがいないから言うけど…」といった始め方で、称賛や承認、感謝などのポジティブな言葉を述べたりします(2分間)。
陽口が言い終わったら、対象者はマイク・カメラをオンにして、それに対する感想を話します。
これを、対象者を変えながら全員行う、というワークです。
陽口も特に準備物が必要ないので、無料で簡単に実施できます。
所要時間は20分程度。
・自分で気づいていなかった強みを認識できる
・チームの信頼関係を強化できる
・陽口を途切れさせないように心がけましょう
2. 1on1
1on1は、その名の通り、上司・部下が1対1で行う短時間の対話です。
個人のパフォーマンス向上が目的で、週に一回・月に一回など、定期的に行います。
上司・マネージャーによる評価面談のようなものではなく、部下が主体となって話し、「最近困っていること」「成功・失敗したこと」「プライベートの悩み」などを気軽に相談できる場であるのが1on1の特徴です。
すでに施策として取り入れている企業も多いのではないでしょうか。
コミュニケーション機会が減ったテレワーク環境だからこそ、オンラインでの1on1を取り入れましょう。
事前に目的や内容を共有することで、より質の高い1on1が実施できます。
所要時間は15分〜30分程度。
・部下が抱えている課題を把握できる
・部下の成長・モチベーション向上につながる
・お互いの表情が見えるよう、ビデオオンで会話しましょう
・相槌や頷きを普段より意識しましょう
4. 感謝感激雨あられ
感謝感激雨あられチームビルディングは、普段恥ずかしくてなかなか言えない感謝の気持ちなどを、チャット機能を使い伝え合うワークです。
用意するものもなく、通信環境とツールさえあれば実施できます。
感謝の気持ちを伝え合うことで、エンゲージメントや仕事に対するモチベーションが向上します。
無料でできるワークですが、メンバー同士の相互理解や関係性の構築、パフォーマンスにすぐに影響を与えることができるワークです。
簡単に実施できるワークではありますが、しっかりと盛り上がりのある時間にしたい場合や、オンラインチームビルディングのノウハウがないため社内の人材だけで実施するのが難しい場合は、チームビルディングサービスを利用するものおすすめです。
感謝感激雨あられのワークショップは、バヅクリで提供されています。
所要時間は45分程度です。
・エンゲージメントの向上
・メンバーのモチベーションの向上
・チャットツールを上手に利用し素直な気持ちを伝えられる環境を作りましょう
ゲームで行うオンラインチームビルディング
3. 条件プレゼン
条件プレゼンは、与えられたキーワードを盛り込んだプレゼンテーションを、チームごとに行うアクティビティです。
最も面白く、興味を引いた内容のプレゼンをしたチームが優勝となります。
例えば、「犬・サル・キジ」の3つのキーワードが与えられたとします。
「桃から生まれた男の子が犬とサルとキジを連れて鬼を退治しに行く」という内容では、面白味がありません。
想像力や発想力を活かして、誰も思いつかないようなプレゼンを考えてもらえるようにしましょう。
条件プレゼンは準備物が必要ないので、手軽に無料で実施できます。
所要時間は40分程度。
・想像力、発想力が身に付く
・ストーリーを組み立てる構成力、編集力が身に付く
・伝える能力が身に付き、プレゼンの練習にもなる
・お題のキーワードをスライドなどで用意しておきましょう
・グループディスカッションを行うので、zoomのブレイクアウトルーム機能を活用しましょう
4. 似顔絵当てゲーム
似顔絵当てゲームは、その名の通り、描いた似顔絵が誰なのかを当てるゲームです。
チームに分かれ、旬の芸能人や社内関係者など、誰でも知っているであろう人物をお題とし、チームの中の数人がその人物の似顔絵を描きます。
似顔絵を描いた以外の人が、誰なのかを答え、正解数の最も多かったチームが優勝です。
重要なのは絵の上手い下手ではなく、要点や特徴を視覚的に伝えることです。
紙とペン(できれば複数色ペン)を各自用意してもらえれば、こちらも手軽に実施できます。 所要時間は1時間程度。
・アイスブレイクとして緊張をほぐせる
・コミュニケーションが円滑になる
・参加者のバーチャル背景はオフにしてもらいましょう
・画面越しに見える太さのペンを用意してもらいましょう
5. NASAゲーム
NASAゲームは、チームでの合意形成について学ぶことができるゲームです。
「機械の故障で月に不時着した宇宙飛行士」となり、320km離れた母船に戻るため、手元に残った15個のアイテムの優先順位をメンバーで話し合って付けていきます。
NASAによる模範解答が存在するので、その解答に最も近いチームの優勝となります。
本来オフラインで行っていたゲームですが、株式会社HEART QUAKEがオンラインで実施できるシステムを提供しています。
・論理的思考、情報整理力が身に付く
・協調性が身に付く
6. リモ謎
リモ謎は、オンラインで実施可能な、チームビルディング謎解きイベントです。
仲間と協力して謎を解きある空間からの脱出を目指す株式会社IKUSAの企業向けイベント「謎解き脱出ゲーム」をオンライン向けにアレンジしたものになります。
仲間と相談しながら謎解きを進める必要があるので、ゲーム中にはチーム内でのコミュニケーションが多く発生します。
・自然と役割分担がなされる
・論理性、計画性が身に付く
オンラインチームビルディングを成功させるために意識すべきポイント
オンラインチームビルディングはどうすればスムーズに実施できるのでしょうか?
必ず押さえておくべきポイント
オンラインチームビルディングを行う前に、押さえておきたいポイントをチェックしておきましょう。
1. 通信環境や使用ツールを事前にチェックしておく
通信速度が遅く、音声や映像が途切れがち、ビデオ会議ツールの設定がうまくいっていないなどのケースがよくあります。
PCではなくスマホでの参加はOKか?必要なアプリケーションはインストールされているか?など、事前に参加者の通信環境や使用するツールを確認し、整備しておきましょう。
特に主催者やファシリテーターの音声が聞こえづらかったり、映像が止まったりすると進行の妨げになってしまいます。
万が一アクシデントがあった時のために、代理のファシリテーターや間を繋ぐためのトークテーマなどを決めておくとさらに良いでしょう。
2. 参加者のビデオは基本オンにする
当然、相手の顔が見えていた方が伝わりやすくなります。
特別な事情がない限り、参加者のビデオはオンにしましょう。
また、紙に書いた絵などを画面で見せる場合、バーチャル背景をオンにしたままだと、紙が背景と同化して見えづらくなってしまうので、そういった内容の際はバーチャル背景をオフにしておきましょう。
3. 普段より表情や動作をオーバーに行う
ビデオをオンにしても、オンラインでは表情がはっきりと見えないため、オフラインでのグループワークより雰囲気が読み取りづらくなります。
他の参加者の発言に対して「うんうん」と頷く、手振りを使って説明するなど、普段より少し大袈裟にリアクションすることを心がけましょう。
4. 参加者の事情を考慮した時間に開催する
参加者の都合をある程度考慮した時間設定が必要です。
そもそもやらなければいけない仕事が溜まっている、家庭での育児や介護の都合がある、などの理由で参加できない方も少なくありません。
業務に影響が出ない終業後、家事育児が落ち着く20時以降に開催すると比較的参加しやすいでしょう。
よくある失敗事例
オンラインチームビルディングでよくある失敗例もご紹介するので、こちらも頭に入れておきましょう。
1. 目的の共有が不十分
オフラインでも言えることですが、イベント開始時に、イベントの目的や得られるスキル、タイムスケジュールなどを参加者に共有しておきましょう。
目的の共有が不十分であったり、明確な目的が存在しないイベントであったりする場合、「楽しかったね」で終わってしまいます。
それでは意味がないので、目的やタイムスケジュールを記載した資料を作成して画面共有する、などの工夫が必要です。
2. 話す人が偏ってしまう
オフラインと違い、ビデオ会議ツールは複数人の同時の会話に不向きです。
基本的に、誰かひとりが発言しているときは他の人は聞き手に回る必要があります。
話に入って積極的に発言することが苦手な人もいるので、ファシリテーターはあまり発言できていない人に話を振る、などの気配りを心がけましょう。
3. 座学のみになってしまう
チームの状況によっては講師による座学研修を行う場合があります。
座学もひとつの有用な取り組みですが、参加者が終始受け身の状態では、チームの一体感は生まれにくくなります。
研修内でグループワークやプレゼンの時間を設けたり、研修が終了し講師が退室した後、社員のみで振り返りを行なったりするなど、全員に発言の機会を設け、”参加している”という意識を持たせることが大切です。
オンラインチームビルディングには、どんな研修サービスがあるのか?
実際にオンラインチームビルディングを行う際に、どのような研修サービスがあるのでしょうか?
おすすめのサービスとその特徴をご紹介します。
1. バヅクリ
バヅクリは、バヅクリ株式会社が運営する研修・チームビルディングワークショップを提供するサービスです。
プレゼンやおえかき、マインドフルネスなど、企業研修やワークショップのプロが教えるプログラムが200種類以上あります。
アソビと学びをブレンドしたプログラムになっていて、お互いのことを短時間で深く知ることができます。
座学や個人ワークではなく、参加型プログラムが中心であることも特徴です。
料金:250,000円〜(1イベントあたり)
対象人数:1イベントあたり50名まで
コンテンツ分類:マインド系
バヅクリのイベントを一部紹介!
2. Schoo(スクー)
株式会社Schoo(スクー) が提供しているeラーニングシステムです。
ITスキル、ビジネススキルを中心に幅広い動画授業を5,700本以上提供していて、豊富なテンプレートの中から独自研修も作成可能です。
ビジネススキルアップに特化したサービスとなっています。
料金:30万円〜(初回年間料金)
対象人数:20ID以上
コンテンツ分類:スキル系
https://schoo.jp/biz/landing/v2
3. Oh! TEAM(おうちーむ)
Oh! TEAM(おうちーむ)は、株式会社HEART QUAKE(ハートクエイク)と株式会社チームビルディングジャパンが共同開発したオンライン研修です。
両社の強みである「頭を使うゲーム」と「体を使うアクティビティ」の2種類をチームで実施し、メンバー間の相互理解や一体感を促進します。
料金:10名 20万円~(キャンペーン特別価格)
対象人数:10名〜
コンテンツ分類:スキル系・マインド系
https://heart-quake.com/article.php?p=9595
各サービスの比較表
サービス | バヅクリ | Schoo | Oh! TEAM |
料金 | 250,000円〜 (1イベントあたり) | 30万円〜 (初回年間料金) | 20万円~ (キャンペーン特別価格) |
対象人数 | 1イベントあたり50名まで | 20ID以上 | 10名〜 |
コンテンツ分類 | マインド系 | スキル系 | スキル系・マインド系 |
サービスリンク | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
まとめ
オンラインチームビルディングのポイントや方法をお伝えしました。
オンラインチームビルディングには、
- 短時間で気軽に実施できる
- 複数拠点間でもコミュニケーションが取れる
- 座席の配置がないので誰とでも会話しやすい
といったオンラインならではのメリットがあります。
お互いの顔が見えにくい状況の今だからこそ、チームビルディングを実施することで組織の成長につながります。
本記事で紹介したオンラインでできるチームビルディングを検討してみてはいかがでしょうか?