社内のコミュニケーションを促進させるためには、社員が一緒に参加できるイベントを実施することが一つの手段です。
しかし、大人数で実施できるイベントはどのようなものがあるのか、またどのように実施するのが効果的なのか迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、社内で大人数で実施できるオススメのイベントや、イベント実施までの流れについてご紹介します。
企業におすすめのサービスもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
社内イベントにはこんなにもメリットが
社内イベントを開催することでどのようなメリットがあるのでしょうか。
いくつか主なメリットをご紹介します。
コミュニケーションが活性化する
社内イベントは社員間に交流が生まれるきっかけとなります。業務から離れることで、話題のネタが自然と生まれたり、共通の目的を持ってなにかに取り組んだりすることで、自然にコミュニケーションが発生しやすい環境となります。
またコミュニケーションが活発になることで、相談相手ができたり、組織が居心地の良い場所に感じられるようになり、離職率の低下にも繋がります。
相互理解が深まり、チームワークが向上する
コミュニケーション量が増えることにより、お互いをより深く知ることに繋がります。
業務において、相手の特徴を理解した上で仕事を依頼したり、議論ができるようになるため、チームワークの向上や業績アップに繋がります。
モチベーションが向上する
普段の業務から離れ、プレッシャーのない環境での交流は、社員のモチベーションアップにも貢献します。
息抜きの観点からも社内イベントの実施は有効な施策と言えるでしょう。
会社の理念やビジョンへの理解が深まる
社内イベントの際に、会社の理念やビジョンを伝えることもできます。
トップからの一方的なスピーチだけでなく、普段あまり交流の機会を持たない経営幹部などとの交流も実現しやすく、直接的に会社の理想や価値観を共有する場としても有効と言えるでしょう。
大人数でできる!おすすめイベント
社内イベントといっても、スポーツや飲み会、パーティー、旅行など種類は様々です。
ここでは、会社で実施できる社内イベントにはどのようなものがあるかご紹介します。
野外で楽しむイベント
野外・屋外で実施することができる社内イベントです。
ボウリング大会・サバゲー・チャンバラ大会
チームを組んで対戦するスポーツ的な要素を持ち、共通の目的を持って交流できることと、比較的運動が苦手な方でも取り組みやすいのがこれらのイベントの特徴です。
ついつい童心に戻ってはしゃいでしまうこともあり、普段は見せない参加者の一面を見ることができてより深い相互理解へとつながるでしょう。
バーベキュー・花見・ビアガーデン
普段の飲み会とは少し違った、特定の趣旨をもった食事会・飲み会も社内イベントとして効果的です。
屋外で食事をすることで、開放的な気分となり、コミュニケーションが促進されやすいという特徴があります。
社員旅行
社員旅行も、社内イベントの一つと考えることができるでしょう。
最も大きな特徴は、寝食などを含めて長時間行動を共にするということです。十分なコミュニケーション機会が提供されます。
また、比較的プライベートに近い状態は個々人の特徴が最も出やすく、相互理解が促進されます。
室内で楽しむイベント
室内で楽しむことができる社内イベントとしては、チーム対抗クイズ大会やジェスチャーゲーム、ビンゴ大会、ペーパータワーなどがあります。
定番であるクイズ大会やジェスチャーゲームでは、年齢や性別を問わずに参加することができ、チーム対抗とすることで共通の目的を持って取り組むことが可能となります。
オンラインで楽しむイベント
また、昨今の環境を踏まえ、オンライン環境で楽しむことができるイベントについてご紹介します。
オンライン環境で実施できるイベントとしては、お絵描き伝言ゲーム、イントロドン、オンライン飲み会などがあります。
また、オンラインで実施するために必要なWeb会議ツールとしては、zoom、GoogleMeet、Microsoft Teams、Skype Meet Now、LINE、V-CUBE ミーティングなどがあり、普段組織で使っているものを中心に、使いやすいツールを選ぶと良いでしょう。
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バヅクリの一部プログラム紹介
1. まるでクイズ番組!?みんなで挑戦!プロMCによるクイズバトル
まるでTV番組に出演しているような非日常な気分を味わいながら楽しめる、レクリエーション型プログラムです。◯×/4択クイズ、記述クイズ、多数決クイズ、間違い探しクイズなど豊富な種類のクイズに挑戦していただきます!
クイズを解くことを楽しみながら、その他の参加者の意外な一面や、考え方のクセを知ることができ、難しいクイズはグループで挑戦することで、楽しみながらチームワークを醸成できるため、社内イベントにおすすめのプログラムです。
2. チーム対抗オンラインビンゴ
通常のビンゴゲームとは違い1〜75の数字の書かれたカードは使用せず、好きなスポーツ、好きな食べ物、無人島に持っていくなら等、テーマに沿っていくつかキーワードが提示されるので、その中からチームメンバーで9つ選び、9つのマス目を埋めビンゴカードを作ります。このカード作りの時間が、コミュニケーションの機会になり、参加者同士の相互理解を深めます。
またビンゴならではのワクワク感を共有でき、楽しみながらチームワークを醸成できる社内イベントにおすすめのプログラムです。
オンラインビンゴ大会を実施する際は、景品を用意しておくとさらに盛り上がるでしょう。
3. 職人から学ぶ寿司握り体験
お寿司職人が寿司飯の作り方からお寿司の握り方を教えて、みんなで食べて対話して一体感を味わうお寿司ワークショップです。
イベントを成功させるために意識すること
社内イベントを成功させるために重要なポイントがいくつかあります。ここでは、そのポイントについてご説明します。
1. 開催の目的を明確にする
まずは開催の目的を明確にし、それを参加者にしっかりと伝えるようにしましょう。
目的によっては実施すべきイベントの内容も変わってきますし、目的を理解して取り組むことで得られる効果も向上します。
2. リマインドは定期的に行う
イベントの企画者とは違い、参加者側はそこまでイベントに対して強い意識や思い入れを持っていないことの方が多く、普段の業務も相まってイベント実施日やイベント自体も頭から抜けてしまうことも珍しくありません。
せっかく社内イベントを開催するのであれば、多くの方に参加して楽しんでいただきたいもの。参加人数を確保し、前向きに参加してもらうためにも、イベントのリマインドは定期的に行いましょう。
3. 緊張を煽るゲームは避ける
実施するイベント内容は、過度に緊張を煽る類のものは避けるようにしましょう。
緊張してしまうとコミュニケーションの促進が阻害され、期待する効果が得られないことが多いため、できるだけ緊張状態をほぐし、リラックスして参加できるよう心がけましょう。
4. ファシリテーターが重要
社内イベントの実施において、イベントの進行を取り仕切るファシリテーターは非常に重要です。
どれだけ面白い企画・コンテンツを準備しても、どれだけ多くの参加者を集めることができても、進行がスムーズに行かなかなければその場が白けてしまいます。
滞りなく予定を進め、また時には盛り上げることができるファシリテーターをアサインすることが、社内イベントの成功に大きく貢献します。
5. プライベートなことに触れる内容は注意が必要
参加者のプライベートなことに触れるイベント内容を企画に入れる際は注意が必要です。参加者同士の相互理解を深めることは重要ですが、それはイベントで交流が進むことで自然とパーソナルな情報について交換する形を取るべきです。
どうしても企画として入れる際には、参加者に違和感がない流れで入れるなどの工夫が必要になります。
企画・コンテンツ自体が、唐突に参加者のプライベートに触れる内容になってしまうと、身構えてしまう参加者も多く、コミュニケーションの促進が阻害されてしまうでしょう。
6. 競争系のゲームも取り入れる
イベントの内容に、競争要素を取り入れることも重要です。できれば個人戦ではなく、チーム戦で競争するようにしましょう。
共通の目的を持つこと、また勝敗の過程を一緒に経験することでチーム内に一体感が生まれ、親近感を持ちやすくなります。
7. 景品を準備する
イベントには、景品を準備するようにしましょう。高価なものである必要はありませんが、参加者が意欲的に取り組むのに十分なものが理想です。
イベントに対して真剣に取り組んでもらうためにも、景品を準備することが社内イベント成功へと繋がります。
8. オープニング動画を作成して流す
イベントの開催時に、オープニング動画を流すことも効果的と言えます。
これは、参加者の参加意欲を向上させるとともに、業務から離れ非日常な環境であることを感じてもらうためにも役立ちます。
特に大人数で実施する場合にはイベントが盛り上がりやすくなるため、オープニング動画の準備も是非検討してみてください。
イベント実施までの流れ
それでは実際にイベントを開催するまでにどのような流れで準備を進めていくかについて見ていきましょう。
1. 目的を決める
まずはイベントの目的を決めましょう。コミュニケーションを促進させることなのか、会社の理念を浸透させることなのかなど、目的によってイベントの内容が変わってきます。
また、参加を呼びかける対象も変わってくるでしょうし、実施する時期も変わってくる可能性があります。
様々な要素を決める上で必須の要素となるため、目的を最初に明確化させるようにしましょう。
2. 目的に合った企画内容を決める
目的が決まれば、それに沿う企画内容、コンテンツを決定しましょう。準備に割くことができる人員や予算などを考慮して企画を検討する必要があります。
企画によっては社内にある会議室などの設備で済ませることもあれば、体育館など施設を借りる手続きが必要になる場合もあります。
また、参加者にわかりやすいイベントの名前をつけることも有効です。イベント名は参加者が1番最初に目にするものなので、主旨が明確に伝わり、かつ参加意欲をかきたてるようなイベント名をつけることが重要です。
3. 日時を決める
イベント内容に応じて、日時を決定しましょう。
平日に開催するのか、休日に開催するのか。また日中か夜か。イベントの目的や参加者も加味しながら、もっとも効果的な日時を設定しましょう。
4. 告知する
目的、内容と日時がすべて決まったら、参加者(参加候補者)に告知をしましょう。大人数のイベントを開催する場合は、できるだけ早いタイミングで伝えることが重要です。
告知の文面も、参加者の興味を引くように工夫してみましょう。
まとめ
社内イベントを実施するまでの流れや、大人数でできるイベントについて紹介しました。
この記事でご紹介したように、大人数のイベントはオンラインでも可能です。その場合は飽きさせないように全員が参加できる企画にすることが大事でしょう。
また、チーム対抗などにすることにより一体感が生まれます。
満足度が高い社内イベントを実施することで、社員が働きやすい環境の構築をつくっていきましょう。