「せっかく自社で社員研修を実施したのに、社員の行動に変化がない」と悩む人事・研修担当の方は多いのではないでしょうか。

ドイツの心理学者エビングハウスの研究によると「人は何かを学んでも、1ヶ月後には80%近く忘れてしまっている」という性質があると言われています。
研修で学んだことをきちんと定着させるためには、終わった後の振り返りが非常に重要です。
特に社会人1年目は社会人の基礎を作る時期でもあるため、新入社員研修をきちんと振り返ることで、今後の人事施策や成長のサポートに繋げることができます。

ここでは効果的な新入社員研修の振り返りの方法を解説します。

※バヅクリでは、新入社員の振り返り研修として使えるプログラムをはじめ200種類以上のアクティブラーニング研修を提供しています。ご興味がある場合こちらからダウンロードいただけます。

新入社員研修を振り返る目的

新入社員研修を振り返る目的

ここでは改めて、新入社員研修を振り返る目的を解説します。

学びのアウトプット

新入社員研修の振り返りの目的として、「研修で学んだことをアウトプットしてもらう」ことが挙げられます。
脳科学の研究では、知識はアウトプットをすることで定着しやすくなることが知られています。
研修でインプットした知識や情報を、振り返りを通してアウトプットすることで、知識や技術の定着を促進できます。

現状の課題確認

研修を受講した直後だと、学んだことを現場でどのくらい実践できるかイメージできない人は多いです。
しかし研修を受けてから一定期間経過すると、研修で学んだものの、実践できていない課題が浮かびあがってきます。
研修後に振り返りの時間を設けることで、自分の現状の課題をあらためて確認し、課題に対してどうアプローチするか具体的に考える時間が生まれます。
結果的に明確な目標が生まれ、本人のモチベーション向上にもつながります。

新入社員の不安解消

入社してしばらく経ち、徐々に仕事を覚えて周りから頼りにされるようになってくると、分からないことに対して質問をしたり、相談したりするのにハードルを感じる新入社員もいます。
そのような人に対して振り返りの場を用意し、疑問・課題を解決できる場を提供することで、不安の解消や離職防止、エンゲージメント向上などの効果が見込めます。

新入社員の6割以上が職場にストレスを感じている 

研修をしっかりと行ったとしても、現場で働きだすと壁にぶつかり、ストレスは溜まっていくもの。
若手社員の離職率が高まる企業が多く、新入社員のストレスケアやメンタルヘルスケアは企業にとって重要な対策となってきています。

そこでバヅクリHR研究所では、義務化されているストレスチェック制度と併せて、新入社員が抱えるストレスの原因や企業が行うべき新入社員のストレスケア施策のポイントについてまとめました。

下記からダウンロードできますので、新入社員のストレスケア施策にお役立てください。

振り返りは新入社員研修において特に重要

新入社員研修の振り返り

ここでは、新入社員研修における振り返りの重要性について解説します。

インプットする情報量の膨大さ

学生から社会人になったばかりの新入社員の時期は、覚えるべきことが膨大な量になるため、知識の抜け漏れや混乱が起こりがちです。
新入社員研修の振り返りを手厚く行うことで、新入社員の疑問や不安をその都度解消し、段階的に成長を支援できるようになります。

今後のモチベーション管理

入社してしばらく経つと、入社前に抱いていたイメージと現在のギャップに悩んだり、不満を持ったりする社員が出てきます。
そこで振り返りの場を設け、同期の仲間や先輩に現状の課題を相談することで、「みんなも同じ気持ちだったんだ」「先輩も昔は自分と同じことで悩んでいたのか」と気づくことができます。

キャリアアップ

新入社員の中には、目の前の業務をこなすのにいっぱいいっぱいで、将来のキャリアプランを考える機会がなかなかない人もいます。
新入社員研修の振り返りの時間で過去の仕事ぶりを振り返ってもらうことで、自分のキャリアの棚卸しをするとともに、将来のキャリアを考えるきっかけを作ります。

振り返りの習慣づけ

業務への取り組み方や仕事への姿勢を改善する上で、定期的な振り返りを行うことは重要です。
新入社員の時期から定期的に振り返りの時間を作ることで、業務の振り返りが習慣化し、仕事の成長スピードが高まることが期待できます。

有効な新入社員研修の振り返り手順

振り返り手順

ここでは新入社員研修の振り返りのやり方を解説します。

アンケートの実施

新入社員にアンケートを書いてもらい、自分の目線から新入社員研修を振り返ってもらいます。
研修の振り返りアンケートでよくある項目としては、下記があります。

  • 研修内で気が付いたこと
  • 疑問点
  • 得た学び

振り返りの目的に合わせて、アンケートの項目をアップデートしましょう。

振り返りのレポート

振り返りのアンケートは研修担当だけではなく、参加者のチームの上長にあたる人にも見てもらい、アンケートの内容に合わせてフィードバックの時間を設けてもらうようにしましょう。
上長とのコミュニケーションを通じて自身の課題を明確化するとともに、目標設定や自己分析に生かしてもらいます。

グループディスカッション

研修の受講者同士でグループディスカッションを行うことも有用です。
研修内で学んだ情報や知識、疑問点を共有することで、知識のアウトプットを促すとともに、自身の意見をブラッシュアップしてもらいます。
また他の受講者の意見に触れることで、共感やコミュニケーションが生まれるため、チームビルディングにもつながります。

フォローアップ研修

フォローアップ研修の目的の多くは、過去の振り返り、キャリアプランの明確化を行い、モチベーション向上につなげることにあります。
フォローアップ研修では、新入社員研修を受けた時点で設定した目標に対しての達成度と現状の課題を把握し、新たな目標の策定を行います。
自分のキャリアを見つめ直してもらうことで、ビジネスマインドを育成するとともに、自律的に仕事に取り組む姿勢を身につけることにつながります。

ワークショップで効果的な振り返りを

研修振り返りワークショップ

フォローアップ研修の中でも、ワークショップ形式での振り返りが効果的です。
バヅクリの「研修振り返りワークショップ」では寸劇やゲームなどで楽しみながら、研修で学んだ内容を思い起こしたり、アウトプットを通して研修での学びのインプットにつなげます。
研修で学んだ内容を実務で活かせる場面を具体的に思い描くことによって、学びが業務に活かせることを実感できます。
バヅクリの研修だけでなく、自社の研修や外部研修の振り返りにも対応可能なので、詳しくはプログラムページをご確認ください。

フォローアップ研修にも効果的なバヅクリ

バヅクリでは、その他にも新入社員のフォローアップにも使える実用的な研修プログラムをそろえています。
また研修の準備・当日のファシリテートだけではなく、振り返りからレポーティングまでのトータルサポートを行なっています。
新人・若手社員向けのバリエーション豊かなフォローアップ研修を通し、企業の人材育成とチームビルディングをサポートします。

まとめ

新入社員研修の振り返りは即戦力を育成する上でとても重要です。
ぜひこの記事を参考に、バヅクリの研修でフォローアップ研修を検討されてみてはいかがでしょうか。

※バヅクリでは、新入社員の振り返り研修として使えるプログラムをはじめ200種類以上のアクティブラーニング研修を提供しています。ご興味がある場合こちらからダウンロードいただけます。