「若手社員にビジネスマナーを教育し、ビジネスパーソンとして成長してもらいたい」
「テレワーク下での新しいビジネスマナーを社員に学んでもらいたい」
など、新人・内定者にビジネスマナーやコミュニケーションスキルを獲得してもらいたい企業も多いのではないでしょうか?

社会に出たことがない新人・内定者がビジネスマナーを実践できるようになるには、ロールプレイング形式での学習が効果的です。
本記事ではロールプレイングを用いたビジネスマナー研修について、ビジネスマナーの現状とともに解説します。

※バヅクリでは、ビジネスマナー研修をはじめ200種類以上のアクティブラーニング研修を提供しています。ご興味がある場合こちらからダウンロードいただけます。

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ビジネスマナーの重要性

重要なビジネスマナー

ビジネスマナーはなぜ重要?

そもそも「マナー」とは、相手への思いやりや敬意を振る舞いという形で形式化したものです。
では、なぜ働く上でビジネスマナーが必要なのでしょうか。
ここではビジネスマナーの必要性について3つの観点から解説します。

仕事上での信頼関係の構築

ビジネスにおいては信頼関係の構築が非常に重要です。
取引先の選定や昇進・採用面接の合否判定など、様々な場面で「信頼してやり取りできる相手かどうか」を見られる場面があります。

そして、ビジネスマナーを身につけていない人に対しては「信頼できない」という考えを持つビジネスパーソンも少なくありません。
そのためビジネスで成功するためには、ビジネスマナーを身につけることは必要不可欠と言えるでしょう。

組織のイメージにつながる

例えば、コンビニで店員に無愛想な対応をされたとき、その店員だけではなく、コンビニそのものに対してもネガティブなイメージを抱く人は多いのではないでしょうか。
このように、商談や採用・接客など社外の人と関わる場面では、社員一人ひとりの振る舞い方がそのまま「その会社・組織のイメージ」に直結します。
そのため、組織全体のイメージを良いものにするためには、社員全員がビジネスマナーを身につける必要があります。

社会人としての自覚のため

ビジネスマナーを新人・若手社員に身につけてもらうメリットとして、「学生気分を卒業し、社会人としての自覚を持ってもらう」ことがあります。

学生の場合はアルバイト以外に「仕事」に向き合う時間は少ないです。
そのため、自分の興味・関心に基づいて自由に勉強したり、行動したりといった振る舞いも許容されます。

しかし、社会人では「周りと協調しながら仕事で成果を出すこと」が求められます。
学生から社会人へマインドの変化を促す方法として、社会人として適切な振る舞いであるビジネスマナーを習得・実践してもらうのはとても有用です。

テレワークの普及によるビジネスマナー定着の遅れ

近年、テレワークの普及により上司が新人・若手社員の振る舞いを直接見る機会が少なくなっているため、マナーの間違いを指摘される機会も減ってしまっています。
また新人・若手社員側も、テレワーク下では先輩社員の振る舞いをなかなか見る機会がなく、正しいビジネスマナーを知るきっかけが少なくなっています。
そのため、新人・若手社員を中心に、ビジネスマナーがうまく定着しないという問題が発生しています。

新人・若手によくみられるビジネスマナー上の課題

ビジネスマナーが不十分な若手

ここでは、新人・若手社員によくみられるビジネスマナー上の課題について解説します。

正しい敬語を使うことが出来ない

新人・若手社員のビジネスマナーにまつわる問題として「学生言葉が抜けず、電話がたどたどしい」「メールでの正しい敬語の使い方が身についていない」など、敬語に関する問題があります。
特に直接社外の人とやり取りをする職種の人の場合、そういった振る舞いが改善されないままだと「この会社の教育はどうなっているのか」と会社そのものに対する不信感につながってしまうため、注意が必要です。

会議・商談での基本的なマナー

ビジネスの場においては「上司と部下」「先輩と後輩」「取引先の人と自社の人」といった上下関係を的確に把握し、目上の人と接する場合は正しい言葉遣いや所作を行う必要があります。
しかし、新人・若手社員の中には、目上の人と接する機会が少なかったためにどのように振る舞えばいいのか分からないという人もいます。
さらにテレワークが進んでいる現在は、オンライン上での会議や商談でも通用するコミュニケーションスキルを身につけてもらうのが必須です。

ビジネスマナー研修にはロールプレイング形式がおすすめ

ビジネスマナーのロールプレイング

ロールプレイングとは、現実に近い模擬場面を設定した上で、参加者に特定の役割を演じてもらい、習得した技能を実践してもらったり、そこで起きる課題の解決方法を考えさせたりする技法のことです。

一般的に、ロールプレイングは下記の4種類に分けられます。

  • ケース型ロールプレイング(特定の場面や顧客の課題など細かい条件が設定されているロールプレイング)
  • グループ型ロールプレイング(グループごとに分かれ、同じテーマでそれぞれの役割を変えながら繰り返し行うロールプレイング)
  • 問題解決型ロールプレイング(実際に発生したことがある状況をテーマを元に行うロールプレイング)
  • モデリング型ロールプレイング(代表者がロールプレイをおこない、他のメンバーで代表者の真似をするロールプレイング)

ここでは、ビジネスマナー研修におけるロールプレイングの必要性について解説します。

バヅクリのビジネスマナー研修の内容や実施方法についてはこちらの資料をダウンロードしていただくことでご覧いただけます。

ロールプレイングの必要性

ロールプレイングを行うメリットとして、商談や会議といった実践的な題材を使った練習を通して個人のスキルを向上させられる点があります。
またリモートワーク・対面にかかわらず、普遍的に通用する対人スキルを身に着けることができるため、組織全体のレベルアップを図ることができるでしょう。

期待できる効果

学習した内容のアウトプットで学習効果向上

ロールプレイングを導入するメリットとして、学んだ知識をアウトプットすることで、学習効果が向上する点が挙げられます。
ビジネスマナーに関する基礎的な知識を身につけた後は、実際の場面や出来事を想定しながらロールプレイングを行うことで、効率的に知識やスキルを定着させることができます。

自身の課題の明確化

また、ロールプレイングを導入するメリットとして、自身の課題がより明確になる点があります。
ビジネスマナーの領域では、「知識としてはわかっていても、いざというときに実践できない」ということがよく起こり得ます。
ロールプレイングを行うことで、「自分には何ができており、何ができていないか」が可視化されるため、自らができないポイントを把握しながらビジネスマナーのクオリティを上げることができます。
また自分よりも実績を出している人のロールプレイングを見ることで、自分と比較し他者からより良い振る舞い方を学ぶ機会にもつながります。

成功体験により自信がつく

ロールプレイングを続けることで、徐々に会話や所作をスムーズに行うことができるようになります。
このようにロールプレイを繰り返すことで、成功体験を積むことができるため、本番でも自信を持ってビジネスマナーを実践できるようになります。

ロールプレイングを用いたビジネスマナー研修ならバヅクリ

リモート時代のビジネスマナーをロープレ形式で学ぶオンラインビジネスマナー研修
出典:バヅクリ

もしも社内でビジネスマナー研修を実施する場合におすすめなのが、研修サービスのバヅクリが提供する「オンラインビジネスマナー研修」です。
コロナ禍を経て増えてきているオンライン下での会議や商談時に身につけておくべきマナーを習得することができます。
ロープレを通してマナーを学ぶとともに、受講生同士の絆を深めることができるので、新入社員におすすめの研修です。

まとめ

本記事ではロールプレイングを用いたビジネスマナー研修について、ビジネスマナーの現状とともに解説しました。
ビジネスマナーはオンライン会議・商談でも役立つ重要なスキルです。
バヅクリではロールプレイングを用いた効果的な研修を行っていますので、この記事を参考にぜひ受講を検討されてみてはいかがでしょうか。

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