組織のダイバーシティ(多様性)が重要視されるようになったこともあり、自社でダイバーシティ研修の実施を検討している人事・研修担当者が増えています。
せっかくダイバーシティ研修をやるのであれば、社員たちが自発的に取り組めるような物にしたいですよね。

そこでおすすめなのが、ゲームを用いたダイバーシティ研修です。
ここではゲームを用いたダイバーシティ研修のメリットやオススメコンテンツをご紹介します。

ダイバーシティとは

ダイバーシティな組織

そもそもダイバーシティとはどのようなものなのでしょうか。
ダイバーシティとは、直訳すると「多様性」のこと。
企業経営におけるダイバーシティとは、社員や組織のメンバーそれぞれの個性の違いを指します。

具体的には、下記の観点のダイバーシティがあります。

  • 人種
  • 宗教
  • 価値観
  • 性別
  • 障がい者
  • ライフスタイル

近年、これらのダイバーシティを尊重し、偏見や差別意識を持つことなく、幅広く人を受け入れる状態を目指す企業が増えています。
その背景には、組織の中の多様性を生かすことでイノベーションや生産性の向上を促し、企業の成長の糧にしようという「ダイバーシティ経営」の考え方が普及しつつあることが挙げられます。

新入社員が退屈しない!バヅクリのダイバーシティ研修

モチベーションとエンゲージメントも向上し社員の絆が深まるダイバーシティ研修
出典:バヅクリ

研修サービスのバヅクリが提供するダイバーシティ研修では、多様性を理解して成果を出せる組織をつくるための考え方やコミュニケーション、マネジメントについて学べます。
意見の相互から目を逸らさず、相互理解を進める重要性をワークショップやトレーニングを通じて理解できます。
チームで行うワークやトレーニングを多く盛り込んでいるため、受講者は退屈せずにダイバーシティについて学べます。
上司との関係性に悩む若手社員からマネジメントスキルを伸ばしたい中間管理職の方まで、さまざまなメンバーにおすすめの研修プログラムです。

ダイバーシティへの理解を深めるためには、ゲームを用いた研修がおすすめ!

ゲームを取り入れたダイバーシティ研修

社員にダイバーシティへの理解を深めてもらうためには、ゲームを用いた研修がおすすめです。
ここではゲームを用いた研修がおすすめな理由を解説します。

【理由①】気さくに意見を言える雰囲気が作れる

座学で学ぶ研修はどうしても講師からの一方的な働きかけになりがちです。
そのため、ダイバーシティにおいて重要な一人ひとりの立場から見た意見を引き出すことが難しくなります。

しかしゲームを用いた研修では、受講者に自分で考えて意見を出してもらい、実践に移す機会が多いです。
そのため、受講者により自発的に研修に取り組んでもらいやすくなります。

【理由②】ダイバーシティに対する理解が深まる

ゲーム形式のダイバーシティ研修は、既存の組織のダイバーシティを高める際にも有効です。
ゲームを行うことで、普段あまり一緒に仕事をする機会がない社員や、物静かで喋らない社員とも会話が生まれます。
さまざまな人の多様な意見に触れることが出来るので、結果的にダイバーシティに対する理解が深まります。

ダイバーシティ研修で使えるゲームを紹介

ダイバーシティ研修でゲームを行う組織

ここではダイバーシティ研修で使えるゲームを紹介します。

NASAゲーム

NASAゲーム
【人数】4~5名×数チーム(3~7チームほど)
【時間】1時間〜
【内容】
NASAゲームは、1チーム4〜5名で行うコンセンサスゲームです。
月に不時着したという設定で、遠く離れた母船へ戻るために必要なアイテムの優先順位をつけます。
チームで優先順位の総意を決めたのちにNASAの模範解答を確認し、差が最も小さいチームの優勝です。
月に不時着という想定外の事態に対してどのように行動するのが良いのか、個々人の柔軟な発想力が問われます。
一方でNASAゲームは優勝することが目的ではなく、意見が対立しても多数決や諦めではなく、しっかりと話し合って合意することを目的としています。

バーンガ

【人数】4〜6名×数チーム(3~7チームほど)
【時間】1時間〜
【内容】
バーンガは、トランプを使った異文化コミュニケーション体感ゲームです。
グループごとに1つのトランプカードを配り、ページワンというトランプゲームを行います。
しかし、バーンガではさらに以下のルールが追加されます。

  • ゲームは無言で行う。ただし、ジェスチャーは可能。
  • 実は、ページワンのルールがグループごとに少しずつ異なる。
  • 受講者にはグループごとにルールが異なることは知らされない。
  • 1ゲーム終わるごとに、グループ内の1位と最下位がグループを移動する。
  • 3ゲーム以上ページワンを実施する。

グループによってルールが異なるため、移動した少数者はルールが通用しないことに戸惑います。
普段は常識だと思っていたことや、ルールなどの前提が通用しないときにどんな気持ちに
なるのか、どのように対応すべきかを体感するゲームになっています。

ゲームを用いたダイバーシティ研修ならバヅクリ!

バヅクリ
出典:バヅクリ

バヅクリは、チームの成長と社員の行動変容にコミットするチームビルディングサービスを提供する会社です。
同社が提供する研修プログラムでは、ダイバーシティ研修多様性・相互理解ワークショップなど、社員同士の相互理解を促す研修を多数用意しています。
また、工作やマインドフルネスなど、楽しくチームビルディングやコミュニケーション活性化につなげられるプログラムも豊富にあり、業種や経験年数問わずおすすめです。

まとめ

本記事では、ダイバーシティの意味、ゲームを用いたダイバーシティ研修のメリット、具体的なゲームの種類などについて解説しました。
ダイバーシティ推進は今後社会において、より一層求められていくことが予想されます。
この機会に、バヅクリのダイバーシティ研修をご検討されてみてはいかがでしょうか?