新しい職場に足を踏み入れる前に行われる入社前研修は、単なる業務知識の習得にとどまらず、チームとの関係を築く重要なイベントです。
近年では、企業が創意工夫を凝らし、オンラインゲームを用いたイベントや、アクティブラーニングを取り入れたワークショップなど、ユニークなプログラムを導入する例も増えています。
この記事では、面白い入社前研修の厳選10選と、実施する方法や具体的な事例、実施する際の注意点などをご紹介します。
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入社前研修に「面白さ」は必要?

入社前研修と言えば、座学中心で行われることが多く、その中にグループディスカッションを取り入れる形式が一般的です。
受動的な研修がメインとなり、話を聞く時間が長くなってしまうため、退屈に感じやすくなります。退屈は集中力を低下させるだけでなく、内定者が主体的になれず学習効率の悪化を招きます。
また、入社前研修が楽しくないという理由で、会社への期待度が下がってしまう社員もいます。
このような事態を防ぎ、入社前研修を効果的なものにするためには、「面白さ」「楽しさ」は必要不可欠な要素であると言えるでしょう。
面白い入社前研修には、主に以下3つのメリットがあります。
体験を通じて新しい気づきや学びが定着しやすくなる
面白い研修には体験型で学べるものが多く、座学の受け身な研修と異なり、参加者が自ら考えて行動するため、そこで得た気づきや学びが記憶に残りやすくなります。また、印象的な体験は研修後の振り返りにもつながりやすく、知識の定着率向上が期待できます。
同期・先輩社員とのコミュニケーションが活発になる
楽しい雰囲気の中で行う研修は、内定者同士や先輩社員との距離を縮める効果があります。入社前に抱えやすい「同期と仲良くなれるか」「先輩社員と話せるか」という不安も、体験を共にすることで自然と和らぎます。良好な人間関係の基盤が入社前にできることで、入社後のオンボーディングもスムーズになります。
入社前の不安軽減と内定辞退防止につながる
内定者の3人に1人が就職先に不安を感じているというデータがあります。面白い入社前研修は、企業への期待感や仲間意識を高め、「この会社に入ってよかった」という感覚を入社前から醸成します。結果として内定辞退の防止にもつながります。
面白い入社前研修プログラム厳選10選

効果が実証された入社前研修プログラムを10種類まとめました。自社の状況や目的に合わせてご活用ください。
① NASAゲーム
「月面に不時着した宇宙飛行士」という設定のもと、15アイテムの優先順位をチームで話し合い決定するゲームです。論理的思考力・合意形成スキル・コミュニケーション能力が同時に鍛えられるため、内定者研修の定番として多くの企業に採用されています。
② 人狼ゲーム
市民チームと人狼チームに分かれ、誰が人狼かを推理・議論するゲームです。互いの思考や行動のクセが浮かび上がるため、相互理解を深める効果があります。NASAゲームとともに、合意形成や対話力を鍛えるゲーム型研修の代表格です。
③ オンライン謎解き脱出ゲーム
「仲間を作ること」が条件のオンライン脱出ゲーム。初対面の相手同士でも、脱出を目指す仲間として謎解きに挑戦することで、自然と団結力が高まります。
チームワークはもちろん、ビジネスに使えるひらめき力・分析力・観察力といった能力を楽しく身につけられる一石二鳥のプログラムです。
④ ビジネスマナー研修
名刺交換・メールの書き方・電話応対など、社会人としての基礎マナーを入社前に体験型で学ぶ研修です。コロナ以降はオンライン就活が主流となり、企業訪問や電話対応の経験がない内定者が増えているため、入社前に実践の場を設けることの重要性が高まっています。座学で知識を得るだけでなく、ロールプレイングで実際に体を動かして学ぶことで定着率が上がります。
⑤ 漫才研修
その場でコンビを作り、与えられた時間内にネタを考えて漫才を披露する形式です。短時間で台本を作成しタイミングよく話す過程で、発想力・即興対応力が鍛えられます。株式会社クルーバーホールディングスが2018年に実施し、内定者同士の距離を一気に縮める効果があったことで注目を集めました。
⑥ 演劇研修
グループに分かれ、台本をもとに短い劇を披露する形式です。自分とは異なるキャラクターを演じることで、柔軟な思考力や表現力が鍛えられます。漫才研修と同じく「創作・発表型」に位置づけられますが、台本があるぶん表現の敷居が低く、普段あまり話さない内定者同士でも打ち解けやすいのが特徴です。
⑦ 雑談チームビルディング
「雑談が苦手」という内定者は少なくなく、苦手意識を持ったまま入社してしまうと同僚や先輩・上司とコミュニケーションを積極的に取ることができず、行き詰まってしまうことも。
「雑談チームビルディング」では、入社前に雑談力を学ぶことで、内定者の不安を和らげるとともに、同僚や先輩と良好な関係を築くコミュニケーションスキルを身につけることができます。
また同僚・上司とのコミュニケーションが取りやすくなることで組織に対する愛着が深まり、早期退職の防止も期待できます。
⑧ 多様性・相互理解ワークショップ
多様性・相互理解ワークショップ」は、内定者同士で自分の強みと弱みをシェアし合い、違いを認めるためのワークを通して相互理解を推進するプログラムです。弱みと思える部分も視点を変えれば強みとなることや、他者からのポジティブなフィードバックにより自分の存在価値に気付くことが可能に。
多様性による不必要な摩擦や誤解を防ぐためのコミュニケーションのコツを学びながら、入社前から内定者同士の多様性・相互理解を深めることができます。
⑨ エンプロイー・ジャーニーマップ
入社から定年までのキャリアプランを具体的に描くワークです。定年までの年数を10年単位で区切り、それぞれの年代でどのような仕事がしたいかを書き出します。内定者が自分のキャリアを主体的にイメージすることで入社後の目標意識が高まり、エンゲージメント向上・早期離職防止の効果が期待できます。
⑩ アウトドア研修
キャンプや登山、アスレチック施設でのアクティビティを通じて、身体を動かしながらチームビルディングを行います。普段とは異なる環境に身を置くことで内定者の本音が出やすく、より深いコミュニケーションの機会が生まれます。リフレッシュ効果も高く、入社前の緊張や不安をほぐす研修として有効です。
入社前研修を面白くするポイント

入社前研修は、内定者に企業文化や基本的な業務スキルを伝える重要なステップですが、形式的な内容になりがちです。ここでは、内定者がより楽しみながら学べるようにするためのポイントを紹介します。
座学中心ではなく、参加型の研修を行う
一般的な入社前研修としてよく見られるのは、講義形式で行われる「座学中心の研修」です。この形式は、企業の情報や基本的なルールを効率よく伝えられる一方で、内定者が受け身の姿勢になりがちで、退屈さを感じてしまうこともあります。
これを防ぐためには、参加型の研修を取り入れることが有効です。内定者が主体的に考え行動できる機会を増やすことで、研修の意義を深め、学びが定着しやすくなります。
参加型研修の例として、ロールプレイングやグループワークが挙げられます。
ロールプレイングを使って実際の業務シーンを模擬体験させることで、内定者はリアルな感覚で課題に取り組むことができます。
また、グループワークを通じて、内定者が協力して問題解決に取り組む機会をつくることで、チームワークやコミュニケーションスキルの向上も期待できます。
ゲーム要素を入れて、内定者が楽しめる内容にする
研修にゲーム要素を取り入れることは、内定者の興味を引き出す効果的な方法です。
例として、チーム対抗で競い合い勝敗を決める形式にすると、研修の内容に自然と熱意がこもります。期限内に課題をクリアする、またはスコア制で進行するなどの工夫を加えると、内定者は目標に向けて積極的に参加しやすくなります。
ゲームのルールや内容は、業務に関連するものにすると、楽しみながら実践的なスキルを習得できるという大きなメリットとなります。
内定辞退防止くんでは、参加型研修やゲーム形式でのワークショップなど200種類以上のサービスをご用意しています。
スムーズな進行を心がける
入社前研修では、スムーズな進行が重要となります。進行が滞ると参加者の集中力が低下し、学びの質が大幅に低下してしまいます。
参加者が迷わずに研修に集中できるよう、事前にプログラムの流れを明確にし、必要な資料や準備を整えておくことが不可欠です。
また、タイムスケジュールを守り、事前に告知した時間内で収めることも非常に重要です。
研修の目標を参加者に共有する
入社前研修では、まず研修の目標を明確に設定し、それを参加者にしっかりと共有する必要があります。
研修の目標が不明確なままだと、参加者は学ぶべき内容や期待される成果が分からず、モチベーションが低下する可能性があります。
また、目標が共有されることで、学習の効果が高まり、成果を測定しやすくなるのも利点です。参加者は目標を意識しながら研修に臨めるので、振り返りの際に自身の目標達成度を評価しやすくなります。
【注意点】入社前研修の目的を忘れない

入社前研修を面白く、魅力的なものにすることは重要ですが、本来の目的を見失わないようにすることも肝心です。
「面白い研修を作ろう」とエンターテイメント性ばかりに目を向けると、内定者の興味を引き出すことには成功するものの、研修そのものが単に「楽しいだけ」で終わってしまう危険性があります。
入社前研修の主たる目的は、内定者に企業の基本理念や業務の流れを理解してもらい、社会人としての心構えを身につけてもらうことです。
これらの要素が十分に含まれていない研修は、いくら楽しくても内定者にとって実質的な学びが少なく、入社後の業務に備えることができず、企業にとっても価値ある研修となりません。
研修の企画段階で「内定者に何を学んでほしいのか」を明確に設定し、設定された目標が達成されるように工夫することが求められます。
また、内定者が研修の意図を理解できるようにするために、研修の前後で学習の目的や期待される成果を伝えることも効果的です。
これにより内定者は、ただ楽しむだけでなく自ら主体的に研修に取り組む姿勢を持つことができます。
なお、研修効果の観点から「4:2:4の法則」が広く知られています。研修前の意識づけが4割、研修プログラム自体が2割、研修後のフォローが4割と言われており、面白い研修を設計するだけでなく、研修前後のフォローに同等の比重を置くことが重要です。
入社前研修を実施する際の労務上の注意点
入社前研修は「内定者」を対象に行うため、労働契約が正式に発生する入社日前の実施となります。以下の点に注意が必要です。
参加を強制しない
内定者には参加を断る権利があります。「参加必須」とすると労働問題に発展するリスクがあるため、任意参加を原則としましょう。
交通費・報酬の扱いを明確にする
研修への参加が事実上義務化されている場合、賃金が発生する可能性があります。事前に社労士等に確認することを推奨します。
過度な負荷をかけない
アウトドア研修など体力的な負荷を伴うプログラムは、内定者の体調や安全に十分配慮した設計が必要です。
内定者のホンネ|3人に1人が抱える就職先への不安とは?

「入社後の自分、本当に大丈夫…?」そんな不安を抱えている内定者の方は、決して少なくありません。実際、アンケート調査では3人に1人が就職先に不安を感じているという結果も。
内定者が企業や就職までの期間に感じているリアルな不安を徹底調査。
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まとめ

本記事では、内定者が楽しみながら学べるような面白い入社前研修を実施するポイントについて解説しました。
座学型の研修に加えて、参加型アクティビティやゲーム要素を取り入れることで、内定者の主体性を引き出し、チームビルディングや企業文化の理解を深める研修が可能です。
内定辞退防止くんでは、内定者が楽しみながら企業の一員としての意識を高められるユニークで効果的なプログラムを多数ご用意しています。
本記事をきっかけに、内定辞退防止くんの入社前研修の導入をご検討してみてはいかがでしょうか。
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