営業研修を「面白い」と思ってもらうために、ゲーム性を取り入れることをおすすめします。
ゲーム的な要素を取り入れることで、研修を面白いと感じてもらえ積極的に研修を受講してもらうことができるからです。
今回は、営業研修に取り入れたいゲームをご紹介していきます。
ゲームを通して楽しみながら学べる営業研修ならバヅクリ。
目次
企業研修には面白さが求められている
「研修」という言葉を聞くと、つまらない、堅苦しいなどという言葉が連想されることが多いかもしれません。
しかし、研修にこそ「面白さ」を取り入れるべきなのです。
特に新入社員に向けての研修は「仕事って楽しい」と感じてもらうためにも、面白いと感じられる要素を取り入れることが重要と言えます。
もちろん新入社員だけでなく、既存の社員に対して行う研修も面白いと感じてもらうことで得られるメリットがあります。
研修を面白くするために取り入れたいゲームをご紹介する前に、参加者に面白いと思ってもらえる要素を研修に取り入れることで得られるメリットをご紹介していきます。
積極性がアップする
「この研修はおもしろい」と感じてもらえることで参加者の研修に対する積極性がアップします。
つまらないと感じる研修は、参加者はどうしても受動的になってしまい学びも薄いものとなる可能性が高くなります。
参加者同士のコミュニケーションが増加する
面白い研修は、先ほども言ったように参加への積極性がアップします。
積極性がアップすることによって、発言や参加者同士のコミュニケーションの回数が増え、参加者同士の親睦が深まります。
チームで研修を行うと、チーム内の仲が深まることに繋がるのです。
営業はチームワークが大切ですから、親睦が深くなることは通常の業務にもいい影響をもたらします。
研修時間を有効に使える
研修は数日間行うものや、1日中行うものなど、長時間に渡り実施されるものも少なくありません。
その際、研修の中でどうしても集中力が途切れる時間が生まれます。
面白いと感じてもらえるコンテンツを研修に取り入れることで、研修にメリハリができ、集中が切れる時間が生まれることを防ぎます。
結果として、研修時間を有効的に使えるようになるのです。
研修にゲームを取り入れよう!
様々なメリットを得られる面白いと感じてもらえる研修。
面白い研修を作るためには、「ゲーム」を研修内に取り入れることをおすすめします。
ゲームを研修に取り入れることで研修にメリハリができる上に、参加者同士のコミュニケーション機会を生み出すことができます。
また、楽しみながら研修を受講することで、参加者の素の状態を引き出し、参加者同士の相互理解が深まります。
相互理解が深まるということは、仕事がしやすい職場であるというイメージを持ってもらうことや、組織に対するエンゲージメントの向上に繋がります。
ゲーム以外のユニークな営業研修や、面白い営業研修を行うべき理由について詳しくはこちら
失敗しない研修のポイント
ゲーム的な要素を研修に取り入れる際、「ただ楽しいだけの時間になってしまわないか?」と不安に感じる人もいるでしょう。
そこで、面白い要素やゲーム的要素を取り入れても、効果を得られる失敗しない研修を実施するためのポイントをお伝えしていきます。
研修を行う目的を明確にする
まずは最初に、研修を行う目的を明確にしましょう。
目的やテーマを明確にすることは、研修を実施する上で1番大切であると言っても過言ではありません。
目的が明確でない研修は、受講者側も何を学び取っていいかわからず戸惑ってしまい、学びが少ない時間となってしまいます。
また主催側・企業側も実施内容を選定しにくいという問題があります。
目的を明確にすることで、研修内容は選定しやすくなります。
メンバーやチームの状況を把握する
目的を明確にする前に、メンバーやチームにどのようなスキルや知識が不足しているかを知る必要があります。
ちなみに主に営業向け研修は、メンバーの営業スキルとモチベーション向上を目的として行われることが多いです。
その他にも、チーム内のコミュニケーションを活性させる、メンバー同士の相互理解を深めるなどの目的もあります。
まずはメンバーやチームの状況を把握することが大切です。
営業の基礎を身につけられる研修内容にする
「営業」と一括りにいっても、様々なタイプの営業スタイルがあります。
広い層に向けて研修を行う場合は、営業の基礎を身につけられる研修内容にしましょう。
基礎はどんなタイプの営業を行う人にとっても必要な知識・スキルです。
研修終了後にアンケートなどを行う
研修終了後は、参加者に対してアンケートなどを行い研修の満足度や改善点を調査するようにしましょう。
ただ研修を実施して終わりではなく、せっかく実施するのであれば次回に活かせる研修にしたいものです。
効果的な研修を行うために必要な準備とは
研修をしてもその場限りになってしまいあまり意味がない、そう感じている人事担当者も多くいらっしゃるのではないでしょうか。でも実は研修に意味がないのではなく、「意味がある研修」にするためには明確な戦略と計画が必要です。
HR研究所では、従業員研修のプログラム設計と実施において、研修前・研修中・研修後の3段階に分け研修の効果を最大限に高める手法をまとめました。
資料は下記からダウンロードできますので、ぜひ従業員研修の計画にお役立てください。
面白い営業研修を行うならバヅクリ
「面白い!」と感じることで参加者に積極的に参加してもらえ、参加者同士のコミュニケーション機会も生み出せる研修を実施するならバヅクリがおすすめです。
300社以上に導入され、参加者満足度97%以上を誇るバヅクリなら、企画から運営までお任せで、失敗のない研修を実施できます。
オンラインでの実施も可能です。
参加者同士でコミュニケーションを取りながら、営業スキルだけでなく、キャリアデザインや、メンタルヘルスまで、200種類以上の研修・ワークショッププログラムの中から学ぶことができます。
おすすめの研修ゲーム10選
それでは、研修に取り入れたいおすすめのゲームを目的に合わせてご紹介します。
営業研修向け
まずは、営業のスキルを向上させることを目的としたゲームです。
ヒアリングワークショップ
チームビルディングのための様々なワークショップを展開する、バヅクリが運営するヒアリングワークショップは営業に必要不可欠な聞くスキルを伸ばすことができる研修です。
その他の参加者と会話をしながらゲームを楽しむように研修を行うことで、楽しく積極性を持って受講することができます。
また、その他の参加者との相互理解も深まり、ヒアリングスキルを身につけることができるだけでなく、チーム内の親睦も深まります。
・ヒアリングスキル
・参加者同士の相互理解を深められる
ヒーローインタビュー
野球の試合後に行われるヒーローインタビューをイメージしたゲームです。
試合後の選手役とインタビュアー役に別れ、インタビュー形式で会話をします。
どのインタビュアーの質問内容がよかったか、気持ちよく喋ることができたかなどを選手役に決めてもらいます。
このゲームを通してどのように質問を相手に投げかけるかや、どのようにすれば話の受け手が気持ちよく話してくれるかなどを学ぶことができます。
・ヒアリングスキル
・質問するスキル
マシュマロチャレンジ
マシュマロチャレンジは、乾麺のパスタ、テープ、紙、はさみなどを用いて頂点にマシュマロをおいた自立するタワーを作るゲームです。
時間内に1番高いタワーを作れたチームの勝ちです。
タワーをどのような設計にするか、時間内に完成させるために誰がどの作業を担うかなど話し合い決定する必要があります。
時間内に力を合わせてタワーを完成させるためにはチームワークが必要です。
営業はチームで行うものですから、実務にも活かせる学びを得ることができます。
・チームワークを高められる
・話し合いを円滑に進められるスキル
ヨシノミクス
ヨシノミクスは、ビジネスゲーム研修で企業内人材育成の支援を行う企業・カレイドソリューションズがリリースしたビジネスゲームです。
プレイヤーは営業職の社員として、売上と与信管理どちらかを選択します。
与信管理を選択肢なかった場合、「破綻」カードを引いてしまうと売上の回収はできず、現金が少なくなるというルールで行うゲームです。
業態はサービス業、商社、メーカーと3つの業態をゲーム内で体験でき、業態の違い、案件規模の違いにより、与信管理がどれだけ経営にインパクトを与えるかを学ぶことができます。
・行なった選択がどのように企業や業績に影響するかを体験できる
参考:与信管理向けビジネスゲーム「ヨシノミクス」をリリースしました!
カレイドソリューションズ株式会社
NASA ゲーム
NASAゲームは、月面にいる母船から遠く離れた場所に不時着した宇宙飛行士という設定で行うゲームです。
アイテムが15個あり、生きて母船に帰るために必要なものの優先順位を決めます。
このゲームはコンセンサスゲームと呼ばれる種類のゲームで、話し合いによってチーム全員の同意を得る必要があります。
人を納得させるトークスキルや、ロジカルに説明をする力が求められ、これらは営業にも必要なものです。
また、このゲームにはNASA公式の回答が用意されています。
・人の同意を得られる話をするスキル
・ロジカルシンキングのスキル
・話し合いを円滑にすすめるスキル
その他の研修向け
それでは営業に必要なスキルの向上以外の目的でも使える、研修に取り入れたいゲームをご紹介していきます。
マナーストーリー
ビジネスの場で必要となる、マナーや敬語に関するクイズに答えて行くゲームです。
回答者側は「信頼」を意味するチップを所持します。
クイズに間違えると、チップ=信頼を失うというルールです。
企業訪問や来客対応などの際に役立つ知識を得ることができます。
ゲーム形式で楽しみながら勉強ができるので、「ビジネスマナー研修と聞くとつまらなさそうだ」と感じる新入社員などに向けて行うのがおすすめです。
・ビジネスマナーの習得
脱出ゲーム
脱出ゲームは、クイズを解いて今いる場所からの脱出を図るゲームです。
力を合わせてクイズを解いて行く必要があり、チームワークやコミュニケーション力が試されます。
コミュニケーションを取ることは、参加者の得意なことや価値観などを知ることにも繋がります。
バヅクリが運営する脱出ゲームは謎を解くだけでなく、仲間を作ることが脱出の条件となり、「初心者が楽しめない」「謎解きに集中しすぎて無言になってしまう」という課題を改善した、よりコミュニケーションを重視した内容となっています。
・コミュニケーション能力を鍛えることができる
・チームワークを高められる
・参加者同士の相互理解を深められる
ウツ会議
ウツ会議はカードを用いて行う、メンタルヘルス研修です。
カードにはうつ病の症状が書いてあり、どのような対処法を行えばいいかを学びます。
・メンタルヘルスについて知識を深められる
参考:ウツ会議
遭遇設計
the 商社
the 商社は300以上もの企業で導入されているビジネスゲームです。
3~6人程のチームを組み、他のチームと様々な交渉を行いながら自社を拡大していきます。
どのように交渉するかや、win-winの関係性を築くことの重要性を学ぶことができます。
また、それぞれメンバーの特性や得意分野を知り、役割分担をすることが大切です。
実務に近い形で研修を行うことができます。
・実務に近い形で組織やプロジェクトを拡大させていくための思考を身につけることができる
・メンバーの得意分野などを知り相互理解を深められる
参考:the 商社
株式会社プロジェクトデザイン
共通点探しゲーム
2人1組になり、お互いの共通点を探すゲームです。
時間内により多くの共通点を探すようにします。
このゲームを行うことで、相互理解が深まります。
・相互理解を深められる
財務の虎
会計・財務知識を学べるボードゲームです。
難しいと思われがちな会計や財務の知識をゲームを通して楽しみながら学ぶことができます。
財務の虎を使った研修の運営を行う企業もあります。
・会計・財務知識を学べる
まとめ
積極性を持ち研修に参加してもらうためには、いかに「研修は楽しい・面白い」と思ってもらえるかがポイントになります。
しかし、ただ楽しいだけの時間になってしまっては意味がありません。
研修にゲームを取り入れる際は、研修の目的を明確にしてからゲームを選定するようにしましょう。
楽しみながら、スキルや知識も身につけられる研修を実施してください。