営業力や、営業組織のチームワーク向上のため実施される営業研修。
営業研修を実施し、成果を挙げられる組織・人材になることを目指します。
営業研修は、どれくらいの費用で開催することができるのでしょうか?
具体的なサービス、研修会社を交えて費用相場をご紹介すると共に、合わせて営業研修のメリットや、サービスを選択する時にチェックするポイントをみていきましょう。
※バヅクリでは、営業研修をはじめ200種類以上のアクティブラーニング研修を提供しています。ご興味がある場合こちらからダウンロードいただけます。
目次
営業研修のメリット
営業研修の実施を通して、営業としての能力やスキル、営業組織のチームワークの向上を目指します。
具体的に言うと、
- 提案力
- ヒアリングスキル
- コミュニケーション力やテクニック
- 対話力
- マネジメント力
などの力を向上させ、
- 営業ノウハウの習得
- 顧客満足度の向上
- 組織の生産性向上
などのゴールを目指します。
研修を通してどのスキルや能力を向上させたいのか、どんな目的を果たしたいのかを明確にし、プログラム内容を選択することが大切です。
参加者の評価が高い、バヅクリの研修プログラム内容は、こちらをダウンロードしていただきご覧になれます。
オンラインでの実施も可能
営業研修は、プログラムにもよりますがオンラインでの実施も可能です。
オンラインでの実施だと受講者の宿泊費・交通費がかからない、会場を用意しなくてもいいというメリットがあります。
ただ、実施プログラムによっては、オンライン研修では思ったような効果を得られないこともあるので注意が必要です。
オンラインでの営業研修について詳しくはこちら
営業研修のプログラム内容
研修プログラムは、受講者の階層ごとに実施にふさわしい内容が異なります。
そこで、階層別におすすめのプログラム内容をご紹介します。
新人
若手社員や新入社員におすすめの研修プログラムは以下です。
研修やワークショップの企画・運営をお任せできるサービス「バヅクリ」を活用し実施できるプログラムもあるので、ぜひ研修開催の際の参考にしてみてください。
1. 営業の基礎・基本理論
まずは、営業の基礎を学ぶことと、営業に必要なスキルについて理論立てて学ぶことが大切です。
講義形式でしっかり知識を付け、営業力の土台をしっかりさせることで成果が出やすくなります。
基礎を学び営業担当者としてのマインドを醸成することで、受講者の意識改革に繋がり、若手社員の戦力化を期待できます。
2. 営業データマーケティング
営業データを読み解けるスキルは、効率よく成果を上げるために重要な力です。
データを活用しながらロジカルシンキングで、マーケティングや商談を実施できるようになることで、クロージングまでの効率や確率が向上します。
3. 対話力の向上のためのトレーニング
対話力を向上させるためには話すスキルに加えて、ヒアリングのスキルを身に着けることも大切です。
対話力の向上のためのトレーニングではロールプレイングなどを交えて、対話力の向上を目指します。
4. ビジネスマナー
商談のシーンで必要な身につけておきたい、マナーを学びます。
バヅクリの提供するビジネスマナー研修は、オンラインでの商談シーンに特化し、挨拶、敬語の基本から、カメラ写り、声についてを学びます。
オンラインで受講することで、実践的なスキルを身につけることができます。
5. オンライン営業の研修
リモートワークが普及し、オンラインで商談を行う機会も増えました。
オンラインでの商談は、オフラインで行う商談とは似ているようで全く別のものです。
対面の場合よりも、お客さんの反応がわかりにくい、お客さんの集中力が続かないなどの課題があります。
この研修では、オンラインでの商談を対面よりもスムーズにテンポ良く行う方法を学びます。
中堅
続いて、中堅社員におすすめのプログラムです。
1. 営業折衝研修
中堅社員になると1人で案件を担当し、クロージングまでを任されることも増えるでしょう。
この研修では、クロージングまでの各プロセスにおける折衝スキルの習得を目指します。
折衝スキルを高めるためには、提案力が大切になります。
2. 事業戦略の把握
リーダーとして今後、営業チームを引っ張っていく立場にある中堅社員。
そのため、自社の事業戦略をしっかり把握しておくことが大切です。
自社の事業戦略を改めて知ることは、マーケティングの勉強にもなります。
3. ロジカルシンキング
効率的に目標達成をさせ、成果を上げるために必要なスキルです。
また、対話することで顧客のニーズや課題を掴み、問題を解決するソリューション営業では、相手を納得させるために理論的に提案をすることが求められ、ロジカルシンキングができるかどうかが重要となります。
幹部・管理職
最後は、幹部・管理職メンバーにおすすめのプログラム内容です。
1. 営業予算の立て方
幹部メンバーになると営業予算の見積もりも組み立てなくてはいけません。
売上だけでなく、利益を意識した予算の立て方を学びましょう。
2. 部下の育成と部下に対する支援
営業は1人でするものではなく、チームワークが重要です。
良い営業組織を作り上げるために、新入社員や若手社員の育成は、幹部メンバーの大切な仕事の1つと言えるでしょう。
部下との関係性の作り方や、フィードバックの行い方、部下のモチベーションを維持させる方法などを学びましょう。
3. BtoB における適正価格の設定方法
顧客の新規開拓をした際、見積もりの方法がわからないこともあるでしょう。
あまりにも高い価格設定は、成約のチャンスを逃すことになりかねません。
適正価格の設定方法を学んでおくことで、成約率の向上に繋がります。
面白い営業研修のプログラム詳細はこちら
営業研修の費用
研修を実施する際に気になるのが、費用です。
自社で研修を内製すると金銭面でのコストは削減できるかもしれませんが、大きな時間や人材、労力などが必要になります。
そのため、社外サービスを活用することがおすすめです。
もちろん、研修の企画・運営ノウハウがない場合も、アウトソーシングで研修を実施するといいでしょう。
ここからは、研修会社やサービスを活用した場合の、営業研修の費用相場をみていきましょう。
営業研修の相場
営業研修の相場は、研修の実施スタイルにより異なります。
各研修実施方法の費用相場は以下です。
講師派遣型:1日10万から30万程度
公開講座:1人につき、 1日1万から5万程度
eラーニング:1教材につき1万円前後
それぞれの研修方法は費用相場だけでなく、実施することで得られるメリットも異なります。
講師派遣型研修は、講師や他の受講者とコミュニケーションが取りやすい点がメリットと言え、共に研修を受講することで、チームの一体感を醸成できます。
一方、公開型講座だと、違う企業の社員と共に研修を受講するため、他社との繋がりができたり、刺激を受けられたりします。
eラーニングのメリットは、不明な点を繰り返し視聴できる点や、自分のペースで場所を選ばず学習できる点と言えるでしょう。
受講者の人数や、研修の目的から、費用対効果の高い研修スタイルを選ぶようにしましょう。
主な営業研修会社と費用
営業研修を提供している研修会社やサービスと、その費用をご紹介します。
1. バヅクリ
バヅクリは、研修やワークショップを企画・運営してくれるサービスです。
その他の参加者とコミュニケーションを取りながら行うプログラムが多く、研修やワークショップを通し相互理解を深めることもできます。
また、オンラインでの実施が可能です。
プログラムを自由にカスタマイズし、自社に合った研修を作り上げることができ、無駄なくしっかりと学ぶことが叶います。
また、講師やMCを務めるのはその業界のプロで、オンラインでも盛り上がる研修・ワークショップを提供し、参加者満足度は97%を超えます。
企画から運営までをお任せできるので、社内負担を85%もカットできるのも魅力です。
所要時間 | 1プログラム45分〜 |
費用 | 250,000円〜 |
2. 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
株式会社リクルートマネジメントソリューションズでは、営業力強化のための研修を複数、提供しています。
新人向けの研修から、マネージャー向けの研修、営業戦略を立てるための研修など、階層、目的、習得したいスキルに合わせて、研修内容を選択できます。
また研修の他に、組織のコンサルティング、ウェビナーの運営も行っています。
所要時間 | 2日 |
費用 | 要問い合わせ |
3. 株式会社インソース
数多くの研修を提供しているインソースでは、数多くの営業研修が用意されています。
研修スタイルは、公開講座と、講師派遣の2つから選ぶことができます。
インソースの研修はオンラインで受講することも可能です。
所要時間 | 1〜2日程度(プログラムにより異なる) |
費用 | 公開講座会員:24,400円非会員:26,400円 講師派遣:要問い合わせ |
https://www.insource.co.jp/sales/sales_top.html
4. 株式会社セールスアカデミー
株式会社セールスアカデミーは、営業研修に特化した研修会社です。
内定者から新入社員、中堅社員、経営層と各階層に合わせて研修を提供しています。
人事担当者向けの無料セミナーも開催しています。
所要時間 | 1〜2日程度(プログラムにより異なる) |
費用 | 要問い合わせ |
営業研修を選ぶポイント
営業研修を実施する際、利用するサービス会社を選ぶ時のポイントは以下になります。
1. 費用と費用対効果
まずは、営業研修にかかる費用を確認します。
予算内で実施できるかに加えて、費用対効果の高い研修であるかどうかを検討しましょう。
先ほどもご紹介したように、営業研修の実施形態により、費用やメリット、特徴が異なります。
2. 対象者と企業規模
営業研修の対象者と、実施可能な企業規模もチェックしなくてはいけません。
受け入れ可能な受講者の数が少なかった場合、数回に分けて研修を実施しなくてはいけなくなり、費用が予定よりも大きくなる可能性があります。
3. 研修内容について
続いて、さらに深くサービスや研修内容について調べる必要があります。
学べるスキルは、研修実施の目的に合っているか確認しましょう。
また、無駄のない研修を実施するために、研修内容を自社に合わせカスタマイズできるかどうかも確認するべきポイントです。
4. フィードバックやアフターフォローなどサポートについて
「やりっぱなし」の研修にならないように、フィードバックやアフターフォローのサポートがあるかチェックしましょう。
その他にも、
- 研修開催まで定期的にアナウンスメールを送ってくれるか
- 受講者から質問が合った場合対応してくれるか
- e ラーニングの場合は受講状況が把握できるか
など、研修運営に対しサポートがあるかも確認しましょう。
サポートがあるサービスや研修会社を選ぶことで、社内負担を削減できます。
5. 講師について
講師のプロフィールも確認しておきましょう。
実際に、営業職を経験しているビジネスパーソンや、トップセールスが講師の研修だと、基礎に加え、実践的なスキルや応用スキルを教示してもらえるでしょう。
営業研修を行う際の注意点はこちら
まとめ
営業研修の費用は、研修のスタイルにより異なります。
- 研修の目的
- 実施したいプログラム
- 予算
- 費用対効果
- 受講人数
などを踏まえて、自社に合った方法で実施しましょう。
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