新社会人のためのコミュニケーション研修～傾聴とホウレンソウを学びミスを防ぐ～

概要

プログラム名: 新社会人のためのコミュニケーション研修～傾聴とホウレンソウを学びミスを防ぐ～
狙い: 指示の受け方と質問の仕方を理解する
目的志向を促し、ゴールを適切に捉え、イメージしながら業務に臨むことができる
効率的且つ適切なタイミングで「ホウ・レン・ソウ」ができる
開催形式: 対面/オンライン
所要時間: 180分

本プログラムの内容・構成

新社会人のためのコミュニケーション研修

上司や先輩との関係構築に悩む新入社員の多くは、「何を聞けばいいか分からない」「どう報告すれば良いのか曖昧」といった、対人コミュニケーションへの不安を抱えています。本研修では、ただ話す・聞くのではなく、“相手の意図を正確に理解し、信頼を生む伝え方”を、傾聴・質問・報連相の観点から体感的に学習。新入社員の早い段階から組織のゴールをイメージしながら目的ベースで思考し、業務が遂行できる人材の育成を目指します。また、上司や先輩の立場を経験できる実践ワークにより、立場によって見える景色が異なることを体感できます。同期社員の交流を図りながら楽しく学べる研修です。

対象者

年上の人とのコミュニケーションに不安を抱える内定者や新入社員
質問の仕方やタイミングがわからず、指示の受け方に課題がある社員
報告・連絡・相談の漏れによってミスやトラブルが発生している1年目～3年目の若手社員

この研修で学べること

認識のズレを回避する質問・確認の技術
組織ゴールを意識した“目的ベース”での仕事の進め方
実践を通じてホウレンソウの質とタイミングを磨く行動習慣

バヅクリの新社会人のためのコミュニケーション研修のポイント

ポイント1：信頼関係を築くための傾聴力を体感的に学ぶ

「聞いているつもり」が「伝わっていない」原因になる現場のズレを解消するため、傾聴スキルの6要素（相づち・視線・要約・質問など）を一つずつ丁寧に学習。受講者同士の実践を通して、自分の聞き方が相手にどのような影響を与えるかを客観視し、信頼を育む対話の基礎を確立します。

ワーク：聞く　と　傾聴　の違いは？

ワークの内容

話し手・聴き手に分かれ、傾聴スキルの有無による印象や反応の変化を比較。スキルを用いたときと用いなかったときで、話し手の安心感や話の深まり方にどれだけ差があるかを体感します。

得られること・学べること

傾聴の基本動作を習得できる
相手の立場に立ったコミュニケーションが可能になる
職場で信頼される“聞き手”としての土台が育つ

ポイント2：指示理解と質問力で“ズレ”を未然に防ぐ

上司の指示に従ったはずが「そんなつもりじゃなかった」と言われる——これは、認識のズレが起こっている証拠です。本研修では、その“ズレ”がなぜ生じるのかをワークで可視化。質問しやすい関係性の築き方と、曖昧な指示をクリアにする確認技術を学び、ミスを未然に防ぐ力を養います。

ワーク：同じ絵を描くのは難しい？

ワークの内容

ある図形を口頭で説明し、相手が描くというシンプルなワークで、伝え方・聞き方の違いによって起こる認識のズレを体感します。質問の有無や表現の違いによる結果の差から、確認と復唱の必要性を深く理解します。

得られること・学べること

上司の意図を的確に読み取る姿勢と技術
不安な点をタイミングよく質問する習慣
指示理解の曖昧さを減らす“確認行動”の重要性

ポイント3：目的ベースで自律的に動くマインドセットを習得

指示されたことだけをこなすのではなく、「何のためにやるのか」を自分の中で明確にした上で業務に取り組む。そんな“目的思考”を育てるのがこのパートの狙いです。懇親会のカレー作りや社員旅行の企画など、一見ユニークな演

ワーク：社員旅行を計画しよう

ワークの内容

上司からの抽象的な依頼（例：社員旅行の企画）を受け、目的を想像しながら準備を進めるロールプレイを実施。立場や視点の違いによる認識差を乗り越えるプロセスを学びます。

得られること・学べること

作業ではなく目的から考える視点が育つ
自分で考えて行動する“自走力”が身につく
組織のゴールに向けてチームで動く姿勢を習得

受講後に期待できる変化・得られる成果

上司や先輩の意図を正確にくみ取り、指示の再確認が自然にできるようになる
自分の言葉で整理し、伝えるスキルが向上し、業務ミスや認識のズレの減少につながる
ゴールを意識して業務を遂行する姿勢が身につく

プログラム構成

１．はじめに(導入)
　・本研修の目的
　【アイスブレイク】自己紹介＆ホウレンソウのあるある話!～ホウレンソウの困りごとや悩み事を共有～
２．ホウレンソウとコミュニケーションは傾聴がカギ
　・傾聴は最高の信頼構築ツール
　・仕事で信頼関係を構築する聴き方6選
3．ヒアリングの目的
　・相手と同じ絵を見ることの重要性
　【ワーク】同じ絵を描くのは難しい?～伝えることの難しさを質問の大切さを体感する～
　・業務におけるヒアリングの目的とは？
4．指示の受け方と質問の仕方
・日常でよくある「認知の差異」
　【ワーク】「認識のズレ、分岐点はどこ？」～上司と部下の認識のズレが生じた場面及びどうすればズレが回避できたかを考える～
　・質問する勇気を持つ～指示する側と受け取る側の認識のズレを回避しよう
　・上司や先輩への上手な質問の仕方4選
　【実践ワーク】上司の指示を受けて作業してみよう～内定者懇親会準備の作業順序と方法を検討する～
5．目的ベースで考える
　・仕事でよくある落とし穴とは
　・作業ベースと目的ベースの違い
　・目的ベースで仕事をするために必要なこと4選
6．ビジネスの「ホウレンソウ」とは
　・「報告」「連絡」「相談」の違いと優先順位
　・信頼関係を構築できるホウレンソウ「DESC法」
　・ホウレンソウに必要なマインド～傾聴と相互理解～
　【ホウレンソウ実践ワーク】社員旅行を計画しよう
　・コスト意識とセルフタイムマネジメントの重要性・ミスの種を発芽させない仕組みを作ろう
7．まとめ、行動変容＆コミットメント
　【ワーク】Take action for change
　【ワーク】ファーストアクション宣言
　【ワーク】相互称賛＆激励タイム　
　・研修のまとめ

資料をダウンロードするご相談・お問い合わせ見積もり依頼はこちら

会場

※対面およびオンライン（zoom等使用）での開催となります。zoomは事前にインストールをお願いいたします。 ※zoomのURLについては、申し込み完了後、こちらのイベントページからアクセスができます。 ※zoomに障害が発生し利用が困難な場合は、代替開催場所をメールにてお伝えさせていただきます。

担当講師のご紹介

笹木純子

バヅクリ株式会社コンサルティング部（研修講師、ＭＣ、コンテンツ企画担当）。司会も研修も、クライアントの声に耳を傾け、同じ心の温度で伝えることを欠かさない。「話し上手は聴き上手。相手の心を動かすには、相手を受け止め、包み込むスキルこそ必要」との考えのもとその場にいる人が主役になれる場づくりを心掛けている。

高津守

研修講師。株式会社TIPLOG/株式会社TIPLOG CAREER代表取締役CEO。ブライダルを中心としたサービス産業において、コンサルティング、人材紹介事業、webメディア運営を行なっている。

松尾久美子

株式会社マーブルイノベーション代表取締役。西日本旅客鉄道労働組合専従職員として、本社部門の組合員約2600人の組織運営を担当。年齢も地位も上の人に命令ではない巻き込み力を発揮。教育担当で組合役員向け研修も担当する。2011年に研修講師として独立。2021年には株式会社マーブルイノベーション設立。「わかりやすく・楽しく・すぐに使える」をモットーに、エンゲージメントと心理的安全性の高いチームづくりの伴走者として組織風土の改革を推進する。

加賀さらら

2004年から司会者として活動開始。司会者として、2,000件以上の披露宴・イベント・式典を進行。オンライン・オフライン共に多数のセミナ―・講演会・イベントを企画・運営・進行経験有。安心感ある臨機応変な対応力に定評のある司会者。

赤毛敦子

研修講師。NLPや心理学、小笠原礼法、和の文化を学び、これらも活かし司会業、企業研修講師を中心に活動。言葉で伝える事に携わってきた人生。言葉の温度感を大切にしている。

松場俊夫

NPO法人コーチ道代表理事。2003年より研修講師を始め、ベンチャーから大手企業、新入社員から役員、スキル系からマインド系、人材開発から組織開発まで、過去、50,000人以上に研修を実施。

原良恵

カウンセラー、コーチ、キャリアコンサルタント、研修講師、ファシリテーター。2013年にヒューマンスキル講師として独立、2015年には株式会社リンクを立ち上げ、新入社員研修を中心にプレゼンテーションなどの研修講師及び、カウンセラー、コーチとして活動。

松本敏明

「質の高い学びは楽しい時間とともにある」を信条に、100以上の企業や省庁・自治体にて延べ1万2000人以上を指導。登壇時間は5000時間以上に及び、オンライン研修の経験も豊富。論理的でわかりやすく、ユーモアがあり親しみやすい講義が人気。

安達幸世

Office Human Power　代表。受講者が「楽しみながら学べる」場作りを大切にしたファシリテーションの他、ワークを効果的に用い、受講者自身の気付きから解決策を提示する研修は、効果が高いと好評を得ている。講師業を通じて働く人が笑顔で楽しく働ける社会作りに貢献していくことを目的に、企業における人財育成を行っている。

山田裕介

1981年、兵庫県生まれ。株式会社ストレングスアスリード代表。製薬会社4社で営業として15年間勤務し、4社すべてでNo.1を獲得した。 2019年7月お金や肩書きなどをすべてを捨てて、組織の『幸福度』を上げるために企業研修を実施。モットーは『強みで組織をハッピーに！』誰にでもある『強み』を活かして、幸せに働く人を増やす。競争ではなく、共創する。お互いを尊重し、強みを活かし合う組織創りに尽力している。

三宅美帆

法政大学キャリアデザイン学部卒業／国家資格キャリアコンサルタント/GCDFキャリアカウンセラー/社会教育主事 (略歴)新卒で人材会社に就職し営業職に従事。その後人事職に異動し、採用・研修教育業務にも関わる。新人研修、社員研修も企画、運営、講師を歴任。社内エンゲージメント向上についてのプロジェクトの責任者としてエンゲージメント向上も担う。現在は独立し、企業の研修業務や採用アセッサー業務（面接、会社説明会講師等）、キャリアカウンセリングの企画～運営、講師、女性のキャリア、就職活動相談、若年者のキャリア支援などを担当している。

淺川理沙

フリーアナウンサー（元NHK福島放送局キャスター）シンガポールとインドに居住し、人材コンサルタントとして300社ほどの経営現地化に従事。インドでは200人近くの現地法人社長から事業展開についてヒアリングする。帰国後はNHK福島放送局でニュースキャスターを担当しながら、年間で50本ほどの取材も行う。現在はフリーアナウンサーとして活動するほか、ファイナンシャルプランナーとして大手生命保険会社における法人研修の講師や、防災士として防災講座の講師なども務めているほか、中小企業の経営者に対するインタビューおよび記事の執筆も担っている。

金子祐明

株式会社自遊考房代表取締役。経営コンサルタント。早稲田大学第一文学部卒業。グロービス経営大学院を成績優秀者で卒業し、経営学修士(MBA)取得。「正解のない世界で、自ら考え行動するマインドセットを育む」をミッションに掲げ、組織づくり・人材育成を中心としたコンサルティングサービスを提供している。

角谷誠

研修講師経験10年以上。受講者主体のファシリテーションで行動変容を促し、特に階層別研修やキャリア自律支援、コミュニケーション研修を得意としている。前職では、大手インフラ事業グループにおいて人材育成のコンサルティングと研修講師を担当。事業立ち上げ時から大手インフラ道路企業の研修体系構築に携わり、特に研修講師の内製化を推進し、社内講師の育成や新たな研修コンテンツの開発に尽力してきた。組織の風土や受講者の特性に合わせた研修を提供。納得感のある学びと、すぐに行動に移すことができる気づきを重視し、受講者が自分らしく成長できる場づくりを大切にしている。

※ご希望の日時や講師の都合によっていずれかの担当講師が決定されます。
※上記以外の講師が担当する場合もございますのでご了承ください。

必要準備物

【対面開催の場合】配布資料（要事前印刷）筆記用具付箋（1人5枚程度）参加者用テーブル＆イス（アイランド形式 / 推奨人数3人）プロジェクター/スクリーン/マイク【オンライン開催の場合】配布資料（要事前印刷）筆記用具

イベントによっては上記以外で追加で準備が必要なものが発生する場合があります。

イベント前に送られてくるメッセージを必ずご確認くださいますようお願いいたします。

資料をダウンロードするご相談・お問い合わせ見積もり依頼はこちら

よくある質問

Qバヅクリの研修/ワークショップの特徴は？

バヅクリの研修/ワークショップは教科書的な座学だけではなく、実用的なテーマで実践・フィードバック中心のアクティブラーニングをベースに構成されています。これにより、学習内容の定着率が91%と極めて高い水準を実現しています。研修/ワークショップ後のアクションプランの作成だけで終わらせることなく、バヅクリでは、アクションプランを参加者同士が約束することで、有機的に行動変容が生まれます。

Qプログラムのカスタマイズは可能ですか？

可能です。企業様のご状況・ご要望に合わせて時間の変更やテーマの調整などの対応を承っております。お問い合わせフォームよりご相談ください。

Q料金はどのくらいかかりますか？

研修内容・実施人数によって異なります。詳しくはお問い合わせフォームよりご相談ください。

Q実施事例はありますか？

さまざまな規模・業界の企業・組合様にてご利用いただいています。詳細は導入事例ページよりご確認ください。

Q研修/ワークショップの種類はどのくらいありますか？

「新入社員研修」や「管理職研修」といった階層別の研修から「1on1研修」や「レジリエンス研修」、「心理的安全性研修」といったテーマ別の研修まで200種類以上の研修/ワークショップをご提供しています。

Q講師・ファシリテーターは誰が担当しますか？

受講者同士のつながりを作り、アクティブラーニングとチームビルディングを実現するファシリテーション能力の高い50名以上の講師が担当いたします。